ルイ・ヴィトンと世界旅行。最新刊はフランスの古都ランスの「シティ・ガイド」と、3都市の「トラベルブック」

2020.05.14

ルイ・ヴィトンLOUIS VUITTON)は、ファッションアイテムだけでなく、出版物も手がけていることを知っていますか? 今回、最新刊として発売されるのはに纏わる4冊の書籍。『シティ・ガイド』1冊と『トラベルブック』3冊が、5月15日より刊行されます。

5月15日発売の新刊「ルイ・ヴィトン シティ・ガイド」(2,500円)

5月15日発売の新刊「ルイ・ヴィトン トラベルブック」バルセロナ、モロッコ、サンクト・ペテルブルグの3冊が発売(各5,400円)

ルイ・ヴィトンの歴史において、書籍は常に重要なものとして捉えられてきました。創業者ルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトン(1883-1970)は、彼自身、熱心なコレクター兼愛書家であり、その興味の対象は文学から美術にまで多岐にわたっていたそうです。

こうした伝統が受け継がれ、ルイ・ヴィトンでは、約20年間にわたり出版物が手掛けられています。現在80タイトル以上が刊行され、今回新刊が発売される「シティ・ガイド」「トラベルブック」も、これに含まれています。

「シティ・ガイド」
新刊では、フランスの古都ランスにスポットを当ててローンチ
新刊「ルイ・ヴィトン シティ・ガイド ランス」
フランスのシャンパーニュ地方のアール・ド・ヴィーブル(豊かなライフスタイル)への称賛

「ルイ・ヴィトン シティ・ガイド」は、トレンドを探り当て、情報を提供し、都市の変貌をも追跡。初出版されてから20年間、ニューヨークロンドン東京をはじめ、世界の動向をリードする30都市のファッション、デザイン、コンテンポラリーアート、フード、そしてカルチャーにいたるまで、これまでのガイドブックの枠にとらわれない独自の視線で展開されてきました。

フランスの古都ランス市とその周辺に特化した新刊「シティ・ ガイド ランス」では、まだ知られていない貴重な新スポットの情報を持つ経験豊かな執筆陣が、自由な感性で選ぶ“150のおすすめのアドレス”を通して、魅力溢れるシャンパーニュ地方を紹介。


パリからTGVで45分の距離にあるランスは、人口から言えばフランスで12番目の都市ですが、その高い知名度がさまざまな旅人を惹き付ける人気の観光地。ランスの歴史と栄えある名声に、世界の誰もが知るシャンパーニュ地方名産の比類無き発泡ワインが重なり、ランス一帯はユニークな個性を誇ります。

美しい写真が連なる書は、パラパラと目を通すだけでも、まるでランスを旅したかのように楽しむことができる一冊です。

今回紹介の「シティ・ガイド ランス」は、ルイ・ヴィトンストアおよび公式サイト(louisvuitton.com)にて販売されますが、電子版は今年の葡萄収穫までの期間限定で、モバイルアプリケーション「App store」にて無料でダウンロードができます。ぜひ、ステイホームな休日のお供にチェックしてみて。

「トラベルブック」
バルセロナ、モロッコ、サンクト・ ペテルブルグの3都市が新登場


世界各国のアーティストが描いたイラストを通じて旅を楽しむ「トラベルブック」にも新刊が登場します。今回は、バルセロナ、モロッコ、サンクト・ ペテルブルグの3都市が新たに加わり、こちらも、シティ・ガイドと同日、5月15日より発売。

臨場感溢れるバーチャルな旅を体験できる、ルイ・ヴィトンの「トラベルブック」シリーズ。本書のイラストは、著名なアーティストや新進気鋭のアーティストが手がけ、アーティスト自身が訪れた都市や国について語られる物語が綴られています。各トラベルブックには、その土地のさまざまな建物や特異な光が描かれ、過ぎて行く日々と人々の暮らしを垣間見ることができます。





ルイ・ヴィトンは約20年にわたり、イラストレーターや水彩画家によって都市の冒険が描かれた「カルネ・ドゥ・ヴォワイヤージュ」シリーズを展開。「トラベルブック」は、それに続くものとして、遥か彼方の未開の地や眠ることのない都市の旅を現代的で新たな視点から捉えています。

それぞれのアーティストが過去に訪れたことのない国へ旅をする。そして、そこで出会う未知なるものからのインスピレーションによって描かれる作品をまとめ、絵による旅の日記という趣旨を超えたものが「トラベルブック」シリーズです。

そこに示されている創造の世界は非常に多様。世界各地からやって来たアーティストたちは、旅の中で表現方法を自由に選択し、訪れた場所をデッサン、彩色画、コラージュ、コンテンポラリー・アート、カートゥーン、あるいは漫画によって伝えます。写実的なものもあれば、抽象的なものもありますが、ルイ・ヴィトンはこうした旅から生まれた作品の原画をいくつか入手しているそうで、これらは、ルイ・ヴィトンのコンテンポラリー・アート・コレクションに加えられ、コレクションの多様性と視点をより豊かにしているそうです。

今回、刊行される新たな3都市のそれぞれには、シリアルナンバーとアーティストのサインが入ったリミテッド・エディションが30部制作され、一部のルイ・ヴィトンストアにて販売。通常版は、ルイ・ヴィトンストアおよび公式サイト(louisvuitton.com)にて発売されます。また、発売日である5月15日より、ルイ・ヴィトン公式サイト(louisvuitton.com)および公式YouTubeチャンネルにおいて、本書を手がけたアーティストのインタビューも公開。

ぜひ、「シティ・ガイド」と「トラベルブック」、合わせてチェックしてみて。

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編集部
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