ジュエリーが似合う著名人に贈られる「第28回 日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が1月24日、都内で行われた。
国際宝飾展の併設イベントである同賞は、「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けて欲しい人」を著名人の中から世代別と男性部門で選び、表彰するもの。今回は中条あやみ(10代)、西内まりや(20代)、柴咲コウ(30代)、石田ゆり子(40代)、賀来千香子(50代)、桃井かおり(60代以上)、三浦春馬(男性)の7人が選ばれた。また、特別賞女性部門はリオデジャネイロオリンピック卓球銅メダリストの福原愛、特別賞男性部門はリオデジャネイロオリンピック体操男子金メダリストの内村航平に贈られた。
中条は「来月で20歳なので10代最後にすてきな賞をいただけて嬉しい」と笑顔。真珠のネックレスが目立つように着物をアレンジしたという衣装で登場した西内は「小さい頃、父が母に真珠のピアスをプレゼントしたのを憶えています。母は特別な日にはにこにこしながらそのピアスを付けていました。私は母の化粧品やジュエリーをこっそり付けていたのですが、そのピアスだけは付けることが出来ず、いつも真珠が似合う女性になりたいと思っていました」というエピソードを披露。
第6回(1995年)の20代に続く2回目の受賞となった石田は「前回は本当に緊張して何を話したのかも覚えていませんし、ジュエリーは付けると緊張するものでした。
それがこの10年で変わり、お守りのような存在になっています」と挨拶した。
桃井は「前回15回目に選ばれたときには、15回目まで選ばれなかったのかが不満で、スピーチが荒れたのを覚えています。今回は60代以上で最後のチャンスということですが、女性が本当に宝石を欲しくなるのは旦那様や恋人がいなくなる70代、80代。私は100歳まで生きるつもりなので、あと何度も受賞出来るように70代、80代や100歳までの賞も作ってほしい」と話し、会場を沸かせた。
三浦は「本当に興奮していますが、受賞は今までの仕事や支えてくれた人のおかげ。これからも自分に自信を持って仕事を全うしたい」と述べた。
また、プレー中にもダイアモンドのジュエリーを付けている福原は「リオデジャネイロオリンピックや合宿など、緊張で胸が張り裂けそうな場面やすごく疲れて心が折れそうなときには、私の心はダイアモンドで出来ているので絶対に割れないと思い込むことで、いろいろな場面に立ち向かうことが出来ました」と明かした。
一方、第24回(2013年)に続き特別賞を受賞した内村は「毎日、練習、練習、練習、練習でジュエリーは女性に贈るものだと思っていますが、このような賞をいただけたのはオリンピックでの結果を評価してもらえたから。東京オリンピックでも1番輝くメダルを掛けられるように頑張りたい」と喜びを語った。