アメリカはロサンゼルスでユニークなエキシビション、「シュノーケル・ドリームス(Snorkel Dreams)」が行われた。
会場はロサンゼルス・サンタモニカにあるビーチハウス、アネンバーグ・ビーチハウス(Annenberg Beach House)という場所が使用されたのだが、その展示スペースはなんとプールの中だ。手がけたのは非営利でアートや教育に関するイベントやワークショップを企画する団体、マシーン・プロジェクト(Machine Project)。彼らの呼びかけで集まった著名または新進の18人のアーティストやクリエイターによる作品が水中に展示された。
このエキシビションはアートを楽しむ場所や方法を変化させることで夢中になれる体験を生み出すという狙いがあるそうで、絵画、陶器、写真、ビデオ、吹きガラス、マネキンやアーキテクチュアルモデルなどバラエティに富んだジャンルの作品がプール内に並べられた。プールサイドから水の中を眺めて楽しむことももちろん出来るが、このエキシビションはやはり水中に潜って体験しないことには十分に楽しめない。期間中、ゴーグルやシュノーケルの貸し出しも行われ大人から子供まで多数の人々が展示を楽しんだそうだ。また、底がガラスで出来た鉄製の小さな手漕ぎボートも用意され、プールを横切りながら観覧することもできた。
入場料は無料で、10月14日から16日の3日間公開された。今後もマシーン・プロジェクトは続々とイベントやワークショップを計画しているそうだ。
※本記事は(引用元:http://machineproject.com/)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。