ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が2017年春夏コレクションの広告キャンペーンを公開した。
同広告キャンペーンは、2001年にトーマス・マイヤーがクリエイティブディレクターに就任してから自ら企画したプロジェクト「アート・オブ・コラボレーション」の一環となるもの。同プロジェクトでは、世界的に有名なビジュアルアーティストとのコラボレーションにより毎シーズンの広告キャンペーンを作り続けており、これまでにヴィヴィアン・サッセンや荒木経惟、ナン・ゴールディン、フィリップ・ロルカ・ディ・コルシア、ピーター・ヒューゴ、ピーター・リンドバーグ、ユルゲン・テラーなどの著名なフォトグラファーが撮影を手掛けてきた。
今回撮影を担当したのは、アメリカ人フォトグラファーのトッド・ハイド。撮影は伝説的建築家のポール・ルドルフが手掛けた、“光のビル”としても知られているミューヨーク市のモデュライター・ビルで行われた。モデルには、女優のローレン・ハットンの他、ジョアン・スモールズ、ヴィットリア・セレッティ、ハンス・ゴベイン、モルテン・ニールセンらを起用。彼らが纏ったマルチカラーや鮮やかな色合いをしたレザーウエアなどがモダニズム建築の建物と並んでコントラストを演出している。また、新しいスタイルのバッグとアーカイブから見つけたバッグを組み合わせた特別なコレクションや、ローレン・ハットンが1980年代の映画『アメリカン・ジゴロ』で使ったブランドを代表するイントレチャートのクラッチバッグなども登場した。