コーチ(COACH)がロンドンメンズファッションウィークにて2016春夏コレクションを発表した。
2013年、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターにスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)を迎え、作シーズンの2015-16秋冬コレクションよりメンズフルコレクションの本格展開をスタート。今シーズンは、サブカルチャーの視点からファッションアイコンを再解釈し、リミックス。アメリカンドリームとNYに息づく個性を表現した。
パープル、ネオンイエロー、ビビットピンクなどサイケデリックなムード漂うカラーパレットは、60年代サンフランシスコでムーブメントとなったウェストコーストサイケからインスパイアされたもの。
アイテムには、アメリカの代表格とされる、同じく60年代に活躍したロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」を想起させる爽やかなサーフパンツから、90年代NYのヒップホップカルチャーを思わせる革のジャケットやスポーツテイストのパーカー、ど派手なアニマル柄を用いたシャツやコートなどが登場。アメリカ人を象徴するような男らしい風格とカウンターカルチャーが掛け合わせ、実用的かつオーセンティックな現代のスタイルへと導いた。