ニールバレット(NEIL BARRETT)の2016春夏コレクションが6月20日、ミラノで発表された。会場のフロア、壁面が黒と白のさまざまなパターンのカモフラージュで包まれ、ファーストルックも同柄のチェスターフィールドコートでスタートした。
ストライプとチェック、レオパード、さらには日本の着物からインスピレーションを得た柄など、東洋と西洋のさまざまなエッセンスを取り入れることで、さまざまな文化が入り乱れるメンズファッションの新しい流れを、モノトーンのアイコンパターンをベースに構築した。
カラーは白、黒、ネイビーに統一。アイテムはハリントンジャケット、デニムジャケットなど、クラシカルなワークウェアとテーラード、レザージャケット、半袖クルーネックニットとVネックのノースリーブと、ニールバレットの定番とも言えるアイテムを、袖、裾のロールアップすることでコンテンポラリーにバランスを調整。
スタッズやメタルのアクセントを施したシューズでシグネチャーなラインを表現するテクニックもお手の物だ。
■text:ファッションヘッドライン編集顧問 野田達哉