グッチ(GUCCI)が、16年クルーズコレクションの世界観をストーリー仕立てで表現した、同ブランドでは初となるイメージムービーを公開した。
ニューヨークガレージで発表された16年クルーズコレクションのビハインドストーリーを描いた同ムービー。フィルムは、街中を優雅に歩く女性の姿に魅入られた男性が、焦がれるように彼女を追って歩き始めるところから始まる。女性はすぐに自分を見つめる男性の存在に気づくが、笑みを浮かべながら歩みを止めずにどこかへと向かっていく。
時には小走りに、時には微笑み合いながら、つかず離れずの距離で歩いていく2人。しかし、女性はやがて、立ち入り禁止のとある建物の中に入って行ってしまう。男性が迷いながらも柵を飛び越えて中に入ると、そこではファッションショーが行われていたーーというストーリーとなっている。
映像の冒頭に登場する蜂のロゴは、クリエイティブディレクターにアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が就任して以降、多く用いられるようになったアーカイブロゴ。このロゴは、インビテーションなどにも用いられており、ウェアにも刺繍などでよく登場しているものだ。