ハービー・山口が捉えた、東日本大震災復興の笑顔の記録【代官山蔦屋書店オススメBOOK】

2015.06.26

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店東京渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。

■『HOPE 311-陽、また昇る』ハービー・山口

3.11東日大震災のボランティア活動で幾度も被災地を訪れていた、写真家のハービー・山口が、瓦礫の中でも明日を信じ、希望を胸に生きる人々の姿を捉えたポートレート写真集

これまで、「人が人を好きになり、心に希望を灯す」という一貫したテーマの下、人間を撮り続けてきたハービー・山口。そんな山口が向かった現地には、大きな背景とは裏腹に、復興に向けて逞しく生きる東北の人々の笑顔が写り、人間の温もりや希望が溢れていた。強さ、協調性など日本人としてのアイデンティティそのものを感じることができる、世界に向けた1冊だ。

本書の作品は、ライカ100周年記念出版書『Eyes Wide Open』(15)にも紹介されている。

【書籍情報】
『HOPE 311-陽、また昇る』
著者:ハービー・山口
出版社:玄光社
言語:日本語
ソフトカバー/118ページ/250×260mm
発刊:2012年3月
価格:税込3,599円
代官山蔦屋書店
  • 『HOPE 311-陽、また昇る』ハービー・山口
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