イギリスを拠点に活動する若手デザイナーのヤン・リー(YANGL LI)と、「スロッビング・グリッスル(Throbbing Gristle)」や「サイキックTV(Psychic TV)」などのバンド活動で知られるミュージシャンのジェネシス・ブレイヤー・P-オリッジ(Genesis Breyer P-Orridge)のコラボレーションアイテムが、6月19日からドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)にて数量限定で発売されている。
11年にパリにてファーストコレクションを発表したヤン・リーは、13-14AWでパリコレデビュー。クラシックとモダンさ、パンクカルチャー的要素を絶妙に融合させたアイテムが特徴で、テイラー、ダブルフェイス、レザーに力を入れたワードローブを展開している。
ジェネシス・ブレイヤー・P-オリッジは、インダストリアルロックバンド「スロッビング・グリッスル」のメンバーとして、70年代にイギリスで活動していたアーティスト。妻と二人で、それぞれが整形手術を行って2人の肉体的特徴を近づけていく整形アートプロジェクトなども行っていた。07年に妻が他界した後は、現在までに様々なアーティスティックな活動を行っている。
展開されるのは、ユニセックス仕様のTシャツ(1万9,000円)と、世界で100個限定のシリアルナンバー入りZIPPOライター(7万7,000円)。ライターには、「OUR AIM IS WAKEFULNESS」「OUR ENEMY IS DREAMLESS SLEEP」「UNHOLY」「WILD」「BEING」「CHOSEN ONE」「S/HE IS HER/E」などの言葉が刻印された。
なお、今回販売されたのは全部で3種類あるボックスセットの中の、オックスフォード大学で発行される書籍に使う装丁紙で作られている「OXFORD BLUE BOX」バージョン。ポリエチレンフォームの緩衝材には、メッセージと詩に加え、両アーティストのサインも刻印された。