プラダは、革新的な精神と責任ある行動という、 プラダのアイデンティティの根本にある二元性を象徴するPrada Re-Nylonコレクションの2024年広告キャンペーンを発表しました。
責任は行動で示す。プラダは、画期的なRe-Nylonコレクションのテーマである循環性と持続可能性を試金石に、著名な俳優・活動家であるエマ・ワトソンとベネディクト・カンバーバッチを起用し、ウィリー・ヴァンデルペールが撮影を手掛けました。このキャンペーンは、プラダ・グループとユネスコとの海洋保護における継続的なパートナーシップを表現しています。
2019年に発表されたメンズとレディスのアクセサリーとウエアからなるPrada Re-Nylonは、革新的な精神と責任ある行動という、プラダのアイデンティティの根本にある二元性を象徴しています。サステナビリティをファッションコレクションの中核に据え、Prada Re-Nylonはブランド全体の変化を推進してきました。今日、プラダが作るすべてのバージンナイロンは再生ナイロンに移行され、大手ラグジュアリーブランドによるサステナビリティへの革新的なコミットメントを示しています。
ナイロンは、プラダのデザイン理念の核にある改革主義の象徴です。実用的な素材を再検討し、新たなコンテクストで用い、デザインを通じて昇華させる。ナイロンは70年代末からブランドを代表する素材となりましたが、ミウッチャ・プラダがプラダのアイテムにナイロンを取り入れたことは、「ラグジュアリー」に対する当時の考え方を一新する行為でした。こうしたプラダの改革が、現代で広く認められるラグジュアリーの一部としてのナイロンを確立させました。40年にわたり、プラダはそのDNAの中心に常にある思考プロセスへの重要なつながりとして、アクセサリーとウエアにおけるナイロンの使い方で既成概念に挑戦し続けてきました。
21世紀においてラグジュアリーの考え方は再び変化し、イデオロギーや環境への配慮を取り入れるようになりました。これが「シンキング・ラグジュアリー」です。Prada Re-Nylonはこのアイコニックなファブリックを、素材の品質を損なうことなく何度でもリサイクルできる再生ナイロン糸、ECONYL®へと進化させました。Prada Re-Nylonは、漁網など海から集められたプラスチック廃棄物や埋め立てられた廃棄物を再利用、浄化して作られた再生ナイロンで、解重合と再重合の複雑なプロセスによって、循環的な方法で生産されています。
この工程が、エマ・ワトソンとベネディクト・カンバーバッチがまとうタイムレスでエターナルなアイテムをそろえた2024年Prada Re-Nylonコレクション広告キャンペーンのインスピレーションになっており、この新作コレクションを収めるフレームとなったのは、積極的に保護に取り組むべき環境、海です。
プラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会(IOC)が2019年に立ち上げ、協働で進めている教育プログラム「SEA BEYOND」を支援するため、2023年7月よりPrada Re-Nylonコレクションの販売収益の1%が寄付されています。グループが心血を注ぐ社会問題への取り組み、そして教育と文化を大切にしてきた価値観に沿ったプロジェクトとして、「SEA BEYOND」は、サステナビリティと海洋リテラシーの原理・原則に対する世界中の人々の意識を高め、世界各地の若い世代に教育の機会を提供してきました。私たちの海を守るためには、海について理解すること、ひいては学び、考え、行動することが必要なのです。
ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)
BAFTA、エミー賞、ローレンス・オリヴィエ賞受賞、アカデミー賞とゴールデングローブ賞ノミネート歴を誇る俳優。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)でアラン・チューリングを演じアカデミー賞初ノミネートを飾ったのに続き、ジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。最近では、Netflix配信のウェス・アンダーソン監督による高い評価を獲得した短編映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』(2023年)で主演を務めたほか、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)で「ドクター・ストレンジ」役に復帰。次の出演作は、アビ・モーガン作のNetflix配信スリラーミニシリーズ、『Eric(原題)』。ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』(2010~2017年)でのシャーロック・ホームズ役をきっかけに広く認知されるようになり、2014年には『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、2015年には舞台芸術と慈善活動への貢献を認められてバッキンガム宮殿にて大英帝国勲章司令官(CBE)を授与された。
エマ・ワトソン(Emma Watson)
30年にわたり大ヒット映画とインディペンデント系映画の両方で活躍している、イギリスの俳優兼活動家。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で一躍有名になり、2001年から2011年まで8作品すべてで同役を演じ、後にはダーレン・アロノフスキー、ソフィア・コッポラ、グレタ・ガーウィグなどの監督の作品に出演。2014年、英国映画テレビ芸術アカデミーからブリティッシュ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。同2014年7月には、ジェンダー平等と女性の権利の擁護活動が反映され、UN Women親善大使に就任。「Time's Up UK」の創設メンバーであり、2019年7月には職場でセクハラ被害にあった人たちのための法律相談ホットラインの立ち上げに貢献している。環境正義と気候変動対策に熱心に取り組む活動家でもあり、グラスゴーで開催された2021年国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)でパネル司会を務めた。
お問い合わせ:
プラダ クライアントサービス
Tel: 0120.45.1913
責任は行動で示す。プラダは、画期的なRe-Nylonコレクションのテーマである循環性と持続可能性を試金石に、著名な俳優・活動家であるエマ・ワトソンとベネディクト・カンバーバッチを起用し、ウィリー・ヴァンデルペールが撮影を手掛けました。このキャンペーンは、プラダ・グループとユネスコとの海洋保護における継続的なパートナーシップを表現しています。
2019年に発表されたメンズとレディスのアクセサリーとウエアからなるPrada Re-Nylonは、革新的な精神と責任ある行動という、プラダのアイデンティティの根本にある二元性を象徴しています。サステナビリティをファッションコレクションの中核に据え、Prada Re-Nylonはブランド全体の変化を推進してきました。今日、プラダが作るすべてのバージンナイロンは再生ナイロンに移行され、大手ラグジュアリーブランドによるサステナビリティへの革新的なコミットメントを示しています。
ナイロンは、プラダのデザイン理念の核にある改革主義の象徴です。実用的な素材を再検討し、新たなコンテクストで用い、デザインを通じて昇華させる。ナイロンは70年代末からブランドを代表する素材となりましたが、ミウッチャ・プラダがプラダのアイテムにナイロンを取り入れたことは、「ラグジュアリー」に対する当時の考え方を一新する行為でした。こうしたプラダの改革が、現代で広く認められるラグジュアリーの一部としてのナイロンを確立させました。40年にわたり、プラダはそのDNAの中心に常にある思考プロセスへの重要なつながりとして、アクセサリーとウエアにおけるナイロンの使い方で既成概念に挑戦し続けてきました。
21世紀においてラグジュアリーの考え方は再び変化し、イデオロギーや環境への配慮を取り入れるようになりました。これが「シンキング・ラグジュアリー」です。Prada Re-Nylonはこのアイコニックなファブリックを、素材の品質を損なうことなく何度でもリサイクルできる再生ナイロン糸、ECONYL®へと進化させました。Prada Re-Nylonは、漁網など海から集められたプラスチック廃棄物や埋め立てられた廃棄物を再利用、浄化して作られた再生ナイロンで、解重合と再重合の複雑なプロセスによって、循環的な方法で生産されています。
この工程が、エマ・ワトソンとベネディクト・カンバーバッチがまとうタイムレスでエターナルなアイテムをそろえた2024年Prada Re-Nylonコレクション広告キャンペーンのインスピレーションになっており、この新作コレクションを収めるフレームとなったのは、積極的に保護に取り組むべき環境、海です。
プラダ・グループとユネスコの政府間海洋学委員会(IOC)が2019年に立ち上げ、協働で進めている教育プログラム「SEA BEYOND」を支援するため、2023年7月よりPrada Re-Nylonコレクションの販売収益の1%が寄付されています。グループが心血を注ぐ社会問題への取り組み、そして教育と文化を大切にしてきた価値観に沿ったプロジェクトとして、「SEA BEYOND」は、サステナビリティと海洋リテラシーの原理・原則に対する世界中の人々の意識を高め、世界各地の若い世代に教育の機会を提供してきました。私たちの海を守るためには、海について理解すること、ひいては学び、考え、行動することが必要なのです。
ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)
BAFTA、エミー賞、ローレンス・オリヴィエ賞受賞、アカデミー賞とゴールデングローブ賞ノミネート歴を誇る俳優。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)でアラン・チューリングを演じアカデミー賞初ノミネートを飾ったのに続き、ジェーン・カンピオン監督作『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞。最近では、Netflix配信のウェス・アンダーソン監督による高い評価を獲得した短編映画『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』(2023年)で主演を務めたほか、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)で「ドクター・ストレンジ」役に復帰。次の出演作は、アビ・モーガン作のNetflix配信スリラーミニシリーズ、『Eric(原題)』。ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』(2010~2017年)でのシャーロック・ホームズ役をきっかけに広く認知されるようになり、2014年には『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、2015年には舞台芸術と慈善活動への貢献を認められてバッキンガム宮殿にて大英帝国勲章司令官(CBE)を授与された。
エマ・ワトソン(Emma Watson)
30年にわたり大ヒット映画とインディペンデント系映画の両方で活躍している、イギリスの俳優兼活動家。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で一躍有名になり、2001年から2011年まで8作品すべてで同役を演じ、後にはダーレン・アロノフスキー、ソフィア・コッポラ、グレタ・ガーウィグなどの監督の作品に出演。2014年、英国映画テレビ芸術アカデミーからブリティッシュ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。同2014年7月には、ジェンダー平等と女性の権利の擁護活動が反映され、UN Women親善大使に就任。「Time's Up UK」の創設メンバーであり、2019年7月には職場でセクハラ被害にあった人たちのための法律相談ホットラインの立ち上げに貢献している。環境正義と気候変動対策に熱心に取り組む活動家でもあり、グラスゴーで開催された2021年国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)でパネル司会を務めた。
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