ディーゼル(DIESEL)が15年プレフォールコレクションを発表した。
「Wolfpack(ウルフパック)」と題した今シーズンは、本能のまま自由に生きるオオカミのように、ジェネレーションとサブカルチャーの狭間に生きる、掟破りのキッズスタイルを表現。ルールに縛られることなく、ドレッシーからカジュアルまで様々なテイストをモダンにミックスさせたウェアラブルなワードローブを3シーンで提案する。
「FADE TO BLUE」シーンでは、パステル調のカラーパレットとペールブルーデニムにより甘いムードをまとったアイテムが登場。ウォッシュ加工を施したソフトデニムはティアードドレスやフリル付きのトップスへ、さらに細やかで繊細なほつれ加工のフリンジによりロマンティックに仕上がった。ウルフモチーフの刺繍が施されたサテンボンバージャケットは、ペールブルー、ピンクシェードと淡いカラーで展開される。
モノトーンをベースとした「POP RIOT」シーンには、50年代から90年代まで幅広い年代のカルチャーから影響を受けたハイエネルギーなルックが誕生。レザー、スタッズ、ワッペン、ゼブラプリント、スマイルマークなど様々なトピックをミックスし、個性的かつエレガントなデイウェアを提案する。
「NIGHT RIDER」シーンでは、マッシュアップしたデニム使いとバイカージャケットがキーとなる。ダークインクカラーのデニムはタキシードスーツに仕立てられ、また、ボタンダウンシャツの衿、Tシャツの袖口、トートバッグやショルダーバッグのボディーなどディテールとして斬新にデニムが取り入れられた。スウェットやTシャツには、ミステリアスなグラフィックや、トロンプルイユ風ジップのプリントが配され、エッジの効いたアクセントとなっている。
今季のコレクションについて、アーティスティック・ディレクターであるニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)は、「多彩なサブカルチャーからインスピレーションを引き出して、ブランドのスピリットに基づいて新しくて面白いものを作ろうと思った」とコメントしている。