「クラブメッド石垣島」に到着したら、まず驚くのがレセプションの向こうに広がる大自然。敷地内プールの先に広がる蒼い海に、すぐにでも駆けていきたくなること必至である。
■プライベートビーチでは様々なマリンスポーツを楽しめる
プライベートビーチで楽しめるアクティビティは5つ。透明なカヤック越しに海の底を眺められる「クリアカヤック」、通常のカヤック、ウインドサーフィン、シュノーケリングボートトリップ、スタンドアップパドル共に、初心者であってもチャレンジ可能だ。(季節や天候によって変更になる場合あり)
何故なら、クラブメッドで働くスタッフ「G.O(ジーオー)」が丁寧に指導してくれるから。「G.O」とは、「ジェントル・オーガナイザー」の略。それぞれのG.Oが自らの資格や特技を生かし、アクティビティやレストラン、キッズケアの業務などに携わっている。加えて、夜間にはエンターテイナーとしてダンスや劇などのショーに出演するG.Oもいるので、昼間のうちに仲良くなっておくと、夜には違った顔を楽しむことが出来るのも楽しみの一つ。
マリンアクティビティを楽しむにはある程度泳げることが必須条件となるが、例え泳ぎに自信があっても、慣れないうちは不安がつきもの。しかし、そんな不安も吹き飛ばしてくれるのがG.Oのやさしい笑顔と分かりやすい指導だ。海に漕ぎ出す前に波のかき方を教えてくれるのはもちろん、波の上を漂っている間も逐一、「次は右に漕いで!」「もっと左に!」と教えてくれる。ちなみに、万が一波に逆らえなくなって操縦が効かなくなり、遠くに流されそうになった場合には、G.Oがジェットスキーで迎えに来てくれるのでご安心を。
■敷地内のプールではG.Oと一緒に運動できる
泳ぎに自信がないという人は、敷地内プールで楽しむのがおすすめ。自由気ままにプカプカと浮かんで楽しむのはもちろん、定期的にG.Oがプールサイドに立ってダンスやエクササイズを教えてくれるので、見よう見まねで水中で身体を動かし、スリムアップを図るのも一興。“ダンス”といってもなんら難しいものではなく、時には“お笑い担当”とでも称したくなるスタッフがお得意のモンキーダンスを披露しながら優しく指導してくれるので、プールの中のゲストにも笑顔が溢れるのがクラブメッドスタイル。
ちなみに、モンキーダンスを得意とするのはマレーシア出身のG.O リム。「僕は元々学校の先生として働いていたんだけど、友人の奨めがあってクラブメッドに転職したんだよ。石垣島以外にもいろんな国のクラブメッドを転々としているから、両親ははじめ『早く帰ってきてほしいわ』ってつぶやいてたけど、一度、本国マレーシアのクラブメッドに彼らを招待したところ、この仕事の素晴らしさを十分に理解してくれて、以来、ずっと応援してくれてるんだ!」。
リムの言う「この仕事のすばらしさ」とは「訪れるみんなを笑顔にしてあげられること」。その喜びをしかと感じているからこそ、ゲストとの心の交流を大切にしている。担当しているアクティビティの開催時間以外にも、ゲストと同じテーブルにG.Oがついて食事を楽しむなどのサービスも行う。「以前、日本人の年配ゲストのテーブルに同席させてもらったとき、テーブルに肘をついたことを注意されたこともあったんだ。でも、その時に真摯に接してもらったことで日本の文化が学べてすごく嬉しかったんだ」。一つひとつの出来事を素直に受け止め、学び、成長を重ねているからこそ、いつだって嘘のない美しい笑顔でいられるに違いない。
■マウンテンバイク、空中ブランコ、アーチェリーも何度でも楽しめる!
スポーツマネージャーでもあるリムの指導するマウンテンバイクは、オールインクルーシブで楽しめるランドポーツの中ではちょっぴりハード。運動不足の人なら、ホテル前の坂を駆け上がるだけで息が切れてしまうかもしれないが、山頂からの絶景を目の前にしたらその辛さも吹き飛んでしまう。「ここにきてよかった!」きっと心からそう思えるはず。
「クラブメッド石垣島」を訪れたらぜひ体験して欲しいのが、アーチェリーと空中ブランコ(5月~10月下旬限定)だ。どちらのアクティビティも他ではそうそう体験出来るものではないだろう。
アーチェリーの弓を引くのには意外と力を要すため、最初は難しく感じてしまうかもしれないが、担当G.Oのミゾがしっかりと指導してくれるので心配ご無用。狙ったマトをばっちり射抜いたときの爽快感は格別だろう。
そして、高いところが極度に苦手ではないなら、空中ブランコの体験は必至!空に向かってそびえる設備を前にすると思わず足がすくんでしまうが、「タイミングさえあえば誰だって飛べるのよ。90歳のおばあちゃんだって飛べたんだから」というG.Oの言葉を信じて挑めば、自然と勇気が沸いてくる。もちろん、万が一飛び損ねてもケガはしないよう、セーフティベルト装着で楽しめるので、大船に乗った気持ちで大空へと羽ばたこう。
>「vol.3」では、夜時間の楽しみ方を紹介