伊勢丹新宿店本館・メンズ館各階で、ブラジル生まれの食やファッション、アートなどを紹介するイベント「ブラジル・ファンタスチコ!祝彩楽園 ブラジル」が6月3日から9日の1週間、開催される。
昨年に続き2度目の開催となる今回は、ブラジルの食文化のルーツにも迫り、ヨーロッパから伝わった家庭料理や、首都サンパウロで老若男女問わず愛されている軽食も紹介する。また、南国生まれのフルーツなどの食材を使ったスイーツはバラエティ豊かな品ぞろえで、買うものを選ぶ楽しみも存分に味わえる。
同店本館7階のカジュアルフレンチ「ラ・ターブルエディアール」では、現地で家庭料理として親しまれるストロガノフを提供。ブラジルでは、ストロガノフにセミドライトマトの酸味を活かしたブラウンソースを加えてアレンジするという。同店では、押麦と黒米のリゾットにストロガノフを合わせた一皿を用意する。
また、同館3階のビストロカフェ「レディース アンド ジェントルメン」では、イタリアから伝わった家庭の味をブラジル流にアレンジした「フランゴ・ア・パルメジアーナ」を用意。チキンカツにトマトソースとパルメザンチーズを合わせたボリューム満点の一皿だ。
そして、本館地下1階=キッチンステージでは、ブラジル大使からも絶大な信頼を寄せられている日系3世の料理人、ヒラタマリ氏による「ブラジルのおもてなし料理」をコースで用意。冷製スープと前菜の後のメイン料理は、牛イチボ塩釜焼きまたはブラジル風魚の煮込みから選べる。いずれも、ブラジル風ごはん、ケールサラダ、カリオカ豆のサラダが付いて2,223円。
自宅でもブラジルの味を楽しみたい時にオススメなのは、アマゾンフルーツを使ったスイーツの数々。人気のアサイー果汁を使った「プレミアム マリオジェラテリア」のジェラートや、「東京えんとつ」のシフォンケーキをチェックしたい。日本ではまだ珍しいクプアスというカカオの仲間のピューレをつかった「セバスチャン・ブイエ ファシナション」のマカロンや、ブラジル北東部で愛される柑橘のタペレバペーストを練り込んだ「エディアール」のブリオッシュなども揃う。食卓に彩りを与えてくれるスイーツからブラジルを感じるのもオススメだ。