そろそろ夏のメインイベントも終盤に入り、皆さまのお疲れもピークなのでは?今週は大規模ではないけど小さなギャラリーで開催されている、“知る人ぞ知る”展覧会をご紹介します。
■マーク・ジェイコブス、ディーゼルなどの広告手掛けるアチム・リポットの写真展「Childness」
場所:ギャラリースピークフォー(東京都渋谷区猿楽町28-2地下1階)
子供のポートレートとファッションフォトで独自のジャンルを築き上げた、ドイツ生まれの写真家。子供服雑誌『キッズウエア(kid's wear)』で発表された最新フォトシリーズ中心の展覧会です。28日まで。入場無料。
■ガーリーカルチャーを発信!イラストレーター・小川恵子とサイトウケイスケ「Melting Dreams」
場所:伊勢丹新宿店2階イセタンガールギャラリー(東京都新宿区新宿3-14-1)
イセタンガールの中にアートギャラリーがあるのをご存知ですか?キュレーターは、ガーリーカルチャーを世界に発信するプロジェクト「MIG project」を主催する田口まきさん。2、3週間単位でアーティストが入れ替わり、「世界中が注目するTOKYOの“旬”」を発信しています。今週は、小川恵子さんと作家・サイトウケイスケさんの2人展が開催中です。26日まで。入場無料。
■刺青彫刻アーティスト、窪田美樹新作展「AN IMAGE 2」
場所:hpgrp GALLERY TOKYO(東京都渋谷区神宮前5-1-15CHビル地下1階)
人の身体に刻まれた刺青を撮影し、印刷した紙を使用してその刺青を立体にした作品を展示。刺青として見えていない部分は想像で制作するそう。18日まで。入場無料。
■アンディ・ウォーホル展「WARHOLS - Early Editions & Printed Matters -」
場所:ギャラリーターゲット(東京都渋谷区神宮前2-32-10)
今夏、「200個のキャンベル・スープ缶」が「アメリカン・ポップ・アート展」で日本初上陸となったことで話題のアンディ・ウォーホル。コマーシャルアーティストからポップアーティストへ転身を遂げた1960年代に制作された作品を通して彼を紹介する展覧会。22日まで。入場無料。
この他、作家をフィーチャーした異色の展覧会、「寺山修司幻想図書館―書を捨てよ、町へ出よう!―」展(表参道ジャイル)と、「大宮エリー展」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)も今月で終了してしまうので、要チェックです!
とは言え、今月から六本木でスタートした話題の大型展覧会「アメリカン・ポップ・アート展」(国立新美術館)へお出掛けの方も多いのでは?
現在、六本木ヒルズでは、アートの夏祭り「アート蚤の市2」が18日まで開催中です。そして、休憩するなら、草間彌生の水玉カフェ「私の大好きな私」はいかがですか?こちらも18日で終了してしまうので、今週がラストチャンスです!
ちょっと一息つけるような、そんなギャラリー巡りもたまにはいいものです。皆さま、素敵な週末をお過ごしください!