米デザイナー、スーザン・チャンチオロ(Susan Cianciolo)の個展「“オブジェクツ・アンド・シェープス(Objects and Shapes)”美しい物たち」が8月30日より福岡のギャラリー・三菱地所アルティアムで開催される。9月23日まで。
本展では福岡で描かれた新作ドローイング作品、これまでのドローイング作品群、刺繍やパッチワーク、手染めなどの“手仕事”によるテキスタイルや、箱を用いたインスタレーション、新作の映像作品などが展示される。併設ショップ「アート&オムニバス(Art&Omnibus)」では、関連商品を販売。30日にはチャンチオロ本人が来場し、18時半よりオープニングレセプションを実施する。
また関連イベントとして東京・原宿のセレクトショップ・ランプ原宿(Lamp harajuku、東京都渋谷区神宮前4-28-15)で関連商品の販売と、26日18時よりインスタレーション形式のショーが開催される。
1969年アメリカ生まれのチャンチオロは、パーソンズ美術大学、ウィンチェスター美術大学でファッション、テキスタイルについて学ぶ。94年より「エックスガール(X-Girl)」のプロダクションマネージャーを務め、高級ドレスブランド「バッジェリー・ミシュカ(Badgley Mischka)」でアシスタントデザイナーを経験。95年に発表した自身の「ラン(RUN)」コレクションが2001年に終了するまで、毎回特定の工芸技術や手仕事を紹介し、高く評価された。アメリカのデニムメーカー「コーン・デニム(CONE DENIM)」とのコラボレーションや書籍、映画など多面的に活動。現在はニューヨークの美大で教鞭を取りつつ、個展やコレクションを発表している。
【イベント情報】
スーザン・チャンチオロ「“オブジェクツ・アンド・シェープス”美しい物たち」
会場:三菱地所アルティアム
住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11イムズ8階
会期:8月30日から9月23日
時間:10:00から20:00(初日のみ17:00開場)
入場料:一般400円、学生300円、高校生以下無料(初日無料)
休館日:9月17日