マガシーク株式会社(本社:東京都千代田区)は、運営する総合ファッション通販サイト「マガシーク(MAGASEEK)」で、バーチャル試着ソリューション「バーチャサイズ(Virtusize)」を国内で初めて導入した。
バーチャサイズでは、ユーザーが事前に登録した自身のウエアや過去にサイト内で購入したウエアと、購入を検討しているウエアの2D画像を画面に表示し、それらを重ね合わせてサイズを比較することができるシステム。オンラインで洋服を購入する際のハードルとなっているサイズへの不安を解消すると共に、サイズ不一致による返品を減らすことを目的に開発された。
同サービスを提供するのは、2011年にスウェーデンの起業家たちによって設立されたバーチャサイズ社。既に「エイソス・ドットコム(ASOS.com)」等、ヨーロッパとアジアの25のオンライン小売業者、約4万の商品で利用されており、導入による、サイズミスマッチによる返品率の改善も実証されている。
同社の創業メンバーで現CFOのエリック・エクストランドは、「日本を重要なマーケットと位置付けており、サービス開発にあたり日本の採寸の基準に大きな影響を受けている。今後、日本でのプレゼンスを高めることを期待して、既に東京にオフィスを設置し、初の従業員を雇用。近い将来、より多くの日本のオンライン小売業者にこのバーチャサイズ試着ソリューションを提供したいと思っている」とコメントを発表している。