資生堂の化粧品専門店ブランド「ベネフィーク(BENFIQUE)」は、20から30代の女性300名と男性100名を対象に、インターネットによる「ベースメイクに関する意識調査」を先月17・18日の2日間にわたり実施した。
理想の肌に求める要素は、男女共に1位が「素肌っぽさ」(女性67%、男性56%)、2位が「透明感」(女性47.7%、男性37%)、3位が「明るさ」(女性32%、男性37%)とトップ3まで同じ結果となった。
女性が「もっと念入りに行いたいと思っているメイク」は、1位の「アイメイク」(44.7%)とほぼ同率で「ベースメイク」(44.3%)がランクインし、「ヘアメイク」(32.7%)が次いだ。また、ベースメイクでカバーしたいと思っているポイントは、首位が「毛穴」(52.7%)で、「シミ」(39.7%)、「くま」(33.7%)が続く。
一方で、男性は女性のベースメイクを気にして見ることが「あまりない」(34%)、「まったくない」(33%)となり、合計で約70%の男性がほとんど気にしていないという結果に。しかし「女性の肌を見て幻滅したことがある」と答えた男性も全体の約70%を占め、「ファンデーションの厚塗り」(33%)、「毛穴や凸凹が目立つ」(30%)、「にきび・にきび跡が目立つ」(29%)などのポイントに失望している。男性は、メイクのプロセスにはあまり興味がないが、肌の仕上がりをチェックしていることが判明。一方で女性は、肌悩みを補うためにベークメイクを念入りに行い、カバー力を重視しており、男女間で意識のギャップがあることが明らかになった。