デザイナーの松下貴宏が手掛ける「エムズブラック(m's braque)」が、ビジネススーツに特化したライン「エムズブラック・コスチューム(m’s braque COSTUME)」をスタートした。
オリジナルの梳毛ウール100%素材を使用。シルエットは伝統的なテーラリングをベースに、英国調の構築的なショルダーラインに広いラペルと肩幅が特徴。価格はジャケットが7万4,550円から7万7,700円でパンツが3万3,600円から3万4,650円、全3型でそれぞれシングルとダブルを用意。シャツが1型で3万2,550円。
また、エムズブラックは、今秋フランスのニットブランド「ルトロワ(Letroyes)」とコラボレーションブランド「LeTroyes avec m's braque」をローンチ。メノウのボタンがアクセントのノルディック柄のニットジャケット(4万9,350円)やベスト(3万6,750円)、グラデーションピッチのボーダーニット(カーディガン2万5,200円、タートルネックニット2万3,100円)、などをラインアップしている。
松下は、高校卒業後にオートクチュールのアトリエで修業し、パタンナーとしてキャリアをスタート。2000年にパリにアトリエを構え、エムズブラックを開始。ブランドコンセプトは、「モードとクラシックの間のリアルクロージング」。テーラリングをベースに、日本の職人技術やヨーロッパのビンテージアイテムの意匠を取り入れたウィメンズ・メンズウエアを展開している。