ファッションデザイナーのキャサリン・ハムネット(Katharine Hamnett)は1948年8月16日生まれ。イギリス・ケント州出身。
1965年から69年までセント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アートでファションデザインを学び、卒業後はロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨーク、香港などでフリーランスのデザイナーとして活動していた。79年に自身のブランド「キャサリン・ハムネット(KATHARINE HAMNETT)」を設立。81年にはメンズラインとデニムラインをスタートした。
83年に反核や平和のスローガンを掲げた「Choose Life」のTシャツコレクションを発表し、以後彼女の作品は環境、政治、平和など、常にメッセージ性の高いものとなっている。また、長年にわたる環境問題等への功績が認められ、2011年には大英帝国勲章(CBE)が授与された。
チャリティー活動にも積極的で、今年4月にはロンドンで行われた“ミツバチの保護”を訴えたデモに、ファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)と共に参加し話題となった。