ワコールは、スイスの高級インナーウエアブランド「ハンロ(HANRO)」の最新コレクションと過去の名品をそろえるポップアップイベントを、14日より伊勢丹新宿店と日本橋三越本店で開催している。会期は伊勢丹が26日、三越が27日まで。
会場では「ハンロミュージアム(HANRO Museum)」と題し、本国より取り寄せた過去のコレクションやハンロの歴史や製作過程のパネルが現在展開されているラインと共に展示されている。
ランジェリーに用いられる素材はコットン100%。吸汗性、通気性に配慮され、カップ部分のフィット感と、デコルテを美しく見せるカッティングに定評がある。縫製は熟練した職人の手仕事によるもの。インナーは服に響きにくいシームレス仕上げで、アウターとしても着用できるしっかりした素材で製作されている。
ハンロは、ニットウエア作りを目指したアルバート・ハンチン(Albert Handschin)とカール・ローナス(Carl Ronus)により、1884年にスイスで創業。初期より丸網み技術の特許を得るなど、革新的な試みを実施。熟練した職人の手仕事と最新技術を組み合わせた物作りを行い、現在は約30ヶ国で販売。海外のセレブにも愛用者が多いことでも知られている。