フランスの老舗トイブランド「ムーランロティ(Moulin Roty)」のポップアップイベントが伊勢丹新宿店6階子供服フロアで8月13日まで開催されている。
会場には、ムーランロティが提案するベビールームを再現し、カラフルな玩具やベビーベッド、チェスト、ポールハンガーなどをそろえる。また、13SSにデビューしたベビーウエアが本イベントで国内初登場。生地は、ぬいぐるみの人気シリーズ「ジョリ・パ・ブー(Les Jolis pas Beaux)」と同素材。ロンパースやワンピース、Tシャツ、ブラウスなどが扱われる。
フランスでは、赤ちゃんが生まれると“まずムーランのぬいぐるみ”と誰もが思いつくほど浸透しているというムーランロティ。一つのキャラクターに何種類もの生地が使用されており、柔らかく優しい素材感のぬいぐるみは、フランス国内だけでなく世界中から人気を集めている。生地はフランス製を使用。
ムーランロティは1972年にフランス西部のロワール川の流れるナント市(NANTES)から北に20kmほど離れたブルターニュの田舎で誕生。都会を嫌った学生達が集まり、農場で自給自足の生活をしながら、自作のアートクラフトをマーケットなどで売り始めたところ、ドイツのバイヤーの目に留まり、本格的に玩具の製作を開始。現在では世界40ヶ国以上、約150万個の商品を販売している。