プラスチック製ショッパーの有料化が始まり、マイバッグを利用することが増えてきた人も多いのでは?

これまでもスマートラッピングや衣料品の回収、屋上緑化などサステナブルな活動を行ってきた三越伊勢丹グループは、国内グループ百貨店の自社製レジ袋およびプラスチック製買い物袋の提供を7月1日から順次廃止。マイバッグ推進のために、オリジナルコンパクトバッグの販売や有料紙袋が登場します。

目指しているのは“マイバッグの利用と持ち歩きがスタンダードなライフスタイル”

「目指しているのは『マイバッグの利用と持ち歩きがスタンダードなライフスタイル』」と、三越伊勢丹グループのサステナビリティ活動を推進する、総務統括部プランニングスタッフの塚田理恵子さんは言います。

「お客さまの環境に対する意識は、年々高まっていると感じています。昨年実施した『お客さまサステナビリティアンケート』では、『環境負荷につながる過剰な包装材の使用を削減するために賛同できる取り組み』という質問に対し、最上位の回答が『マイバッグの持参』でした。それだけでなく、買い物をする企業がサステナブルな取り組みをしているかどうかを重視するというお客さまの声も増えています」（塚田さん）

アンケートではその他、環境に配慮した取り組みに特に共感度が高いという結果が出たのだそう。

「買い物袋の有料化で、海洋プラスチック汚染の問題などが完全に解決するということはないかもしれません。ですが、『マイバッグを使う』など、自分にできるアクションが環境課題を考えるきっかけになるということが大切だと思うんです。三越伊勢丹グループもサステナビリティ活動で後押しできたらと思っています」（塚田さん）

折りたためる、オリジナルコンパクトバッグ

オリジナルコンパクトバッグ（約W460mm×H370mm（ハンドル含まず）×D100mm）税込 900円
※販売期間：通年（品切れの場合はご容赦ください）
こちらが、7月1日から三越と伊勢丹の各店舗で販売中のオリジナルコンパクトバッグ。ペットボトルをはじめとするリサイクル素材を用いて作られています。バッグにはスナップボタンが付いており、折りたたむと幅17cmになるので、おでかけの際の持ち運びにも便利です。 

「折りたたむととてもコンパクトですが、実は約17リットルという大容量サイズなんです。ショルダー部分が幅広なので肩から下げた時に負担が少なく、たくさん買い物をしても安心です。せっかくマイバッグを持つなら、環境のためにも長く使えるものがいいですよね。だから、丈夫さと飽きのこないデザインには特にこだわりました。シンプルなブラックはどんなコーディネートにも合わせやすく、一方伊勢丹でおなじみのマクミラン/イセタン柄はアクセントとして映えます。どちらもファッションアイテムのひとつとして取り入れられるデザインです」（塚田さん）

取扱いは、伊勢丹新宿店本館地下1階＝シェフズセレクション/ギフト配送承りカウンターにて。一人さま各2点まで。数量に限りがあるため、品切れの際はご容赦ください。

【オリジナルコンパクトバッグ 取り扱い店舗】
ブラック：伊勢丹新宿店・伊勢丹立川店・伊勢丹浦和店・日本橋三越本店・銀座三越・恵比寿三越
マクミラン/イセタン：伊勢丹新宿店・伊勢丹立川店・伊勢丹浦和店・日本橋三越本店
※次回の販売は、8月7日からとなります。
※オンラインストアでの販売はございません。
※その他、三越伊勢丹グループ店舗で一部取り扱いがある場合があります。

注目度急上昇中のアルミシート付マイバッグも

マクミランバッグ（アルミシート付）（W460mm×H295mm（ハンドル含まず）×D210mm）税込 550円
※販売期間：通年
これまでもすでに、伊勢丹ではサステナブルな取り組みの一環としてマイバッグを販売してきました。中でも人気の商品が、内側がアルミシートのマクミランバッグ。重い荷物もひとまとめにして肩から下げられて実用的。底マチ部分が広いので、刺身のパックなども立てずに入れられます。

「販売直後から多くの問い合わせがあり、反響の大きさに驚くと同時に、マイバッグのニーズが高まっていることを感じました。マクミラン柄のおしゃれなデザインと、アルミシートとファスナー付きの利便性の高さが魅力。生鮮食品のお買い物にぜひ活用していただきたいです! 」（塚田さん）

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階＝シェフズセレクション/ギフト配送承りカウンター、三越伊勢丹オンラインストア
※数量に限りがあるため、品切れの際はご容赦ください。

食品用有料のショッピングバッグ売り上げは環境保全活動への寄付も

食品用 有料ショッピングバッグ（大：W320mm×H340mm（ハンドル含まず）×D180mm 小：W250mm×H260mm（ハンドル含まず）×D140mm）【大】税込 50円 【小】税込 30円
※販売期間：通年
食品フロアでレジ袋に替わって登場する有料紙袋も、利便性・デザインだけでなく環境に配慮したたくさんのこだわりが。

「こちらもどんなファッションにも合うシックなデザインで、どなたでもお持ちいただけます。50円の紙袋（大）は20円分、30円の紙袋（小）は10円分が売り上げからWWF（世界自然保護基金）ジャパンに寄付され環境保全活動に役立てられるという点も、今回の新規紙袋の大きな特徴です。素材の紙は、FSC認証（適正管理された森林木材による製品であること）を受けたものを使っています」（塚田さん）

もちろん、強度と耐久性もこれまでの紙袋より向上しています。厚みは従来の紙袋の1.2倍、外側に撥水加工も施してあり、使い勝手の良さは折り紙付きです。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階＝シェフズセレクション/ギフト配送承りカウンター



「環境のためにも、マイバッグを使って買い物をすることが当たり前になってほしい。おしゃれなマイバッグを持って、ショッピングをより楽しんで」と話す塚田さん。長く使えるお気に入りのマイバッグを片手に、スマートにショッピングする。そんな洗練された大人のスタイルが魅力的に映ります。ぜひ、店頭でチェックしてみてくださいね。