ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が手掛けた、英航空会社ヴァージン・アトランティック航空(Virgin Atlantic Airways)の新ユニフォームが公開された。既に空港や空港ラウンジなどのスタッフ達を対象とした試着が始まっている。
女性クルー用ユニフォームは、同社の企業カラーである”ヴァージンレッド”のセットアップスーツ。男性クルーは、英国サビルローのテーラリングをベースとしたシャープなスリーピーススーツ。
"サスティナビリティ"も配慮し、、すべてのアイテムをイギリスの環境保護団体「クローズド・ループ・リサイクリング(Closed Loop Recycling)」 と共同開発した。使用済みペットボトルから作られるポリエステル糸や、着用後のポリエステル衣料を繊維に戻してからリサイクルした生地などが使用されている。安全性も考慮されており、ネクタイやスカーフは簡単に着脱でき、靴には滑りにくいソールを採用。
今後、特別に選出されたキャビンクルーやパイロット、地上職員ら約180名が数ヶ月着用し、着心地と実用性を確認。フィット感など様々な項目がチェックされた後に最終調整が行われ、2014年には7,500名以上の全スタッフが着用する予定。
この新ユニフォームの画像は、ヴァージン・アトランティックの公式ホームページやPinterest内特設ページでも公開されている。