ロエベ(LOEWE)がパリでのメンズファッションウィーク中に、2018年春夏コレクションの広告キャンペーンビジュアルを公開。6月28日まで、パリ中のキオスクに掲示している。
公開されている広告ビジュアルのシーンは全3パターン。1枚目がスティーブン・マイゼル(Steven Meisel)の新作シリーズ「Compositions」から、雲が点在する青空が描かれた背景の前には透明なテーブルが置かれ、テーブルの上に鉛筆や紙袋、食パン、ゴルフボールなど様々なものが並べられ、どれが本当にあるもので、どれが目の錯覚なのかを曖昧にした作品が登場する。
2枚目は今回のメインとなる、マイゼルが逆光で捉えたファッション写真。メジャーブランドのキャンペーンは初めてという17歳モデルのオリバー・ゾンネ(Oliver Sonne)が、ストレッチスエードのスイムスーツと、下着にヒントを得たトランクス、レースアップブーツを組み合わせ、ポニースキンのついたフィッシャーマンニット帽をかぶっている。
さらに3枚目には、現在ロエベ ストアでも展開している「ゴヤ バックパック」のブラックカーフレザーとタータンのコンビタイプが写る。3枚のビジュアルはすべてサン=シュルピス広場にある同ブランドのショールーム外側のビルボードに登場する。
加えて今回のファッションウィーク キャンペーンには、ゾンネをクローズアップしたビジュアルもあり、それら4枚の写真を使用した5,000枚のポスターがサン=ラザール駅、オペラ座、ル・マレを始め、パリの主要エリアに掲示される。