美味なるザリガニ&トナカイ、伊勢丹北欧フェアの“珍料理”が人気

2015.04.16

伊勢丹新宿店は4月15日から21日まで、同店全館・メンズ館で「北欧フェア(Nordic fair)」を開催している。これに伴い、地下1階の食品フロア(フレッシュマーケット)では北欧の“珍料理”が入荷し、注目を集めている。

その料理の素材は“ザリガニ”。スウェーデンなど北欧諸国ではザリガニを食べる習慣があり、8月のザリガニ漁が解禁になると、待ってましたとばかりに“ザリガニパーティー”が開かれる。ボイルしたザリガニにレモンを絞れば、臭みもなく、エビのような味わい。売り場担当者によれば、夏の風物でもあるザリガニは、フランス料理でも高級食材として珍重され、普通のエビと同じように、塩茹でし、サラダパスタ、チャーハンほか、天ぷらや味噌汁にも用いられるとのことだ。

ザリガニの塩茹で方法は、「に水、塩、料理酒を入れ、沸騰させた後、ザリガニを入れる。3分から4分ほど茹で、頭を下げるように頭と胴を分け、尾をゆっくりと引き、背ワタと一緒に取り除いて殻をむく」といった過程。売り場では「東信水産」より、岡山県や茨城県産などのザリガニが100gあたり400円で販売されている。

2番目の“珍料理”は、クリスマスシーズンに話題になる“トナカイ”。同売り場の「国産仔牛専門店 小島」では、北海道産トナカイモモのロースト(150g/3,300円)が入荷しており、脂肪分が少ない赤身でクセもなく食べやすく、スウェーデン流にベリー系ジャムをつけても美味だという。

もちろん、珍料理だけでなく、北欧の伝統菓子の存在も忘れてはならない。デニッシュペストリーが生まれたデンマークを手とする「アンデルセン(ANDERSEN)」では、フルーツやナッツなど4種類の味わいが詰め合わされているティータイムペストリーアソート(800円)が販売されるほか、北欧菓子専門「フィーカ(Fika)」からは、ストロベリーのハッロングロットル(1,000円)が登場、バターたっぷりの生地にジャムを詰めて焼き上げたクッキーは、しっとり&ほろほろ食感だという。
編集部
  • ザリガニパーティーのイメージ、上方にある肉は北海道産トナカイのモモ肉ロースト
  • 伊勢丹新宿店で提案されているザリガニ料理のイメージ
  • 伊勢丹新宿店地下食品フロアの「東洋水産」では、北欧フェア期間中、ザリガニ料理が提案されている
  • ザリガニ塩茹でのイメージ
  • ザリガニ塩茹でのイメージ
  • 伊勢丹新宿店で販売されている北海道産トナカイ
  • フィーカのハッロングロットル(ストロベリー)
  • (写真はイメージ)アンデルセンのティータイムペストリーアソート
  • (写真はイメージ)アンデルセンのティータイムペストリーアソートを食べる少女
  • 伊勢丹新宿店で販売されている北海道産トナカイ
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