東京・銀座の資生堂ギャラリーにて、6月23日まで「椿会展2013-初心-」を開催中だ。
美術家・随筆家の赤瀬川源平、写真家の畠山直哉、彫刻家の内藤礼、現代アーティストの伊藤存と青木陵子ら、本年度より新しくスタートした第七次椿会の5名全員が出展する。5名とも異なる立場や場所で「3.11」を経験しており、本年より年1回5年間継続される展覧会を通して、全員で決めた「初心」というテーマを追求する。今回のロゴおよびグラフィック全般はグラフィックデザイナーの仲條正義によるもの。
椿会は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を再開した1947年に誕生したグループ展。資生堂のコーポレートマークである花椿にちなんで名付けられ、時代と共にメンバーを入れ替えながら70年近くにわたり継続。2010年の第六次椿会まで、梅原龍三郎、藤田嗣治、安井曾太郎をはじめ合計80名の作家が参加した。
【展示情報】
椿会展2013-初心-
場所:資生堂ギャラリー
住所:東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階
会期:2013年6月23日まで
時間:11:00から19:00(日・祝は18:00まで)
休館日:月曜日
入場無料