うめきた・グランフロント大阪の中核施設となる「ナレッジキャピタル」が4月26日に開業した。
同施設は感性と技術の融合を通じて「新たな価値」の創出を目指す複合施設。ナレッジ=knowledge(知識、情報)。一般生活者や技術者、企業、大学・研究機関が集い、知識や情報が行き交うことによって、今までにない商品やサービス、人材を生み出そうという新たな試みが注目される。
最先端技術を見て、触れて、体験し、語り合うことのできる交流施設「The Lab. みんなで世界一研究所」をはじめ、企業と来場者のコミュニケーション空間「フューチャーライフショールーム」、381席の多目的劇場「ナレッジシアター」など、飲食店やショップ、イベントを通じて、子どもから大人まで、学びながら遊び、楽しめる施設が集まる。
他には、企業人や研究者、クリエーターなど分野を超えた出会いと交流のための会員制交流サロン「ナレッジサロン」、小規模でレンタル可能な「コラボオフィス」と次世代人材のための活動の場「コラボオフィスnx(ネクス)」、産官学連携プロジェクトに積極的な大学・研究機関、企業が参画するイノベーション創出のための事務所スペース「ナレッジオフィス」といった施設があり、参画者と参画者、来場者と参画者をつなぐ人材「コミュニケーター」も配置されている。
「ナレッジキャピタル開業記念イベント」としてB1Fイベントラボでは『THE 世界一展』が9月1日まで開催。4Fナレッジシアターではこけら落とし公演としてロボット演劇版『銀河鉄道の夜』を5月2日から12日まで、『米朝一門会』および『米朝アンドロイド』特別展示を5月19日が開催される。