【WRITERブログ】2013年のサマーフレグランス特集~ユニセックス編~

2013.04.24

春ですねぇ。もとうに散ってしまい、三寒四温とは言いますが汗ばむほどの日も増えてきました。四季の変遷を楽しむことができるジャパン!ワンダホー!なのですが、近ごろ夏がどうにも辛いです。以前はビキニでヤッホー!生脚ヘソだしマーメイド(さすがにヘソは出していなかった気もする)だったのですが、ここ数年は外出しようとドアを開けただけで「暑いんだよォ!」とブチ切れ、冷房の前に陣取り一休みする体たらくです。

夏にはビューティーを阻害する要素が多く、髪はボンバー、化粧は流れ、悩みが尽きません。そして、愛用しているフレグランスが完全に冬向け。電車やエレベーターでモワリと香り、というよりも匂い、周囲の人にスミマセンと心の中で謝る始末でした。というわけで、夏向けナイスな香水を取材の折りに探していたところ、素敵なフレグランスを見つけ出しました!

語りたいことが膨大なので、3回に分けてお伝えしたいと思います。今回は、男女を問わずに楽しめる【ユニセックス編】。

まずは「カルバンクライン(Calvin Klein)」の「シーケーワンサマー・オードトワレ」。水滴が付いたような凹凸があるデザインの青いガラスのボトルが、いかにも夏という感じです。海に飛び込み、未知の世界を探索するというワクワクするコンセプトの香りは、シトラスとスプラッシュの爽やかさでスタート。キューカンバーやウォーターリリーが、みずみずしいアクセントを加え、誰にでも違和感なく受け入れられそうです。暑苦しい気分を一掃してくれそうなフレッシュさですね。

ニューヨークのさまざまな表情を香りで表現した人気シリーズ、「ボンド・ナンバーナイン(Bond No.9)」にも新作が登場します。「コニーアイランド・オードパルファム」は、ニューヨークに程近いビーチにある遊園地がモチーフ。カーニバルで売られているスイーツをイメージしただけあって、香りの第一印象は「おいしそう」。チョコレートやキャラメル、綿あめが脳裏に浮かぶような香りです。とはいえユニセックスなので甘すぎず、男性にも使いこなせる一。意外性を狙うメンズにおすすめです。一方、同じく新作の「ハンプトン・オードパルファム」は別荘地がモチーフで、爽やかなグリーンフローラルの香りでした。こちらの方が万人受けしそうですね。

清潔感ある香りでおなじみの「クリーン(CLEAN)」ですが、今年の限定品「ファーストブラッシュ」はちょっぴり異色。パープルからピンクのグラデーションで朝焼けを表現したボトルは、「クリーン」にしては珍しくラメ感があり、見るからにラブい雰囲気です。レモンリーフやベルガモットの爽やかさにホワイトティーが甘さを加え、ムスクやアンバーウッドが深く香ります。ドキドキなシチュエーションにも関わらず、清潔な気品を保っているあたりがさすが「クリーン」!

というわけで、既に気になるフレグランスそろい踏みなのですが、まだまだオススメ香水があるんです。次回【メンズ編】では、きりりとしたオトナの男のための香りをご紹介します。メンズとはいえ、凛とした女性から漂ってきたらドキリとしてしまいそうなハンサムな香りばかりなので、ぜひ女性の皆様もご覧ください。
くまがいなお
  • 「カルバンクライン」の「シーケーワンサマー・オードトワレ」
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