東京・西五反田のアートスペース「ルーヴル-DNPミュージアムラボ」で、フランスの芸術家ジャン・コクトー(Jean Cocteau)不朽の名作として知られる映画「Orphee-オルフェ-」のHDリマスター版が上映される。予約制・参加無料。
ルーヴル-DNPミュージアムラボでは、展覧会とセットで映画を楽しむイベント「ラボシネマ(LAB-CINEMA)」を行っており、今回は9月1日まで開催中の「古代ギリシャの名作をめぐって―人・神々・英雄」展にちなんだ映画として「オルフェ」が選ばれた。
1950年公開の本作は、ギリシャ神話の一つであるオルフェウスの物語をコクトー流にアレンジした作品で、死の国を舞台に奔走する詩人オルフェの姿を描く。ジャンの長年の愛人であったと言われるジャン・マレー(Jean Marais)や、フランス演劇界を代表する舞台女優マリア・カサレス(Maria Casares)らが出演している。
ルーヴル-DNPミュージアムラボは、パリ・ルーヴル美術館とDNP大日本印刷株式会社の共同プロジェクトとして2006年にスタート。美術作品への新しいアプローチの提案の一環として、展覧会ごとに映画を特別にセレクトしたシリーズイベント「LAB - CINEMA」を開催している。映画上映の後には、展覧会の特別鑑賞会が開催される。
【イベント情報】
会場:ルーヴル‐DNPミュージアムラボ
住所:東京都品川区西五反田3-5-20DNP五反田ビル1Fホール
日時:2013年4月20日、27日、5月11日、18日 ※6月にも開催予定
映画上映:14:30から (開場14:15、上映時間93分)+第9回展特別鑑賞会:16:10から
定員:各100名
料金:無料(公式サイトまたはカスタマーセンターでの予約が必要)
http://museumlab.jp または、カスタマーセンター 03-5435-0880 から予約