ファッションデザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)は1963年NY生まれ。パーソンズ・スクール・オブ・デザイン在学中に最も権威あるファッションの賞の一つ、CFDAのペリー・エリス賞(新人賞)を受賞し、その後NYブランド「ペリー・エリス」のデザイナーに就任。
1986年には自身のブランドを設立。1997年からは「ルイ・ヴィトン」のアーティスティックディレクターも務めている。アート好きで親日家としても知られ、自身のブランドではグラフィティアーティストのBAST、ヴィトンでは村上隆や草間弥生、最近では初音ミクとコラボレーションして話題になった。
同じくファッションデザイナーのマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)は1957年ベルギー出身。アントワープ王立アカデミーを卒業後、「ジャン=ポール・ゴルチエ」のアトリエで経験を積み、1988年に自身のブランドを立ち上げた。
1998年から2004年までは「エルメス」のデザイナーも務めていた。ブランド設立20周年のコレクションをもってブランドから引退したと言われており、現在はデザインチームによってコレクションが継続されている。