オンワードが手を組むファストファッションブランド「チャールズ&キース」旗艦店公開

2013.04.05

4月4日、6日オープン予定のウィメンズ雑貨ファストファッションブランド「チャールズ&キース」旗艦店が報道陣に公開された。

シンガポール発祥の同ブランドは、既にアジア、欧州、中東、アフリカを中心に31ヶ国に進出しており、店舗数は300を超える。雑貨のみ扱い、メイン商品はシューズとバッグだ。日進出にあたってはオンワードホールディングスとチャールズ&キースグループ共同出資により、チャールズ&キースジャパンを設立した。3月20日にはららぽーと横浜に1店舗目が出店している。

オンワードでヨーロッパ事業を手掛け、この度ジャパン社社長に就任した加賀谷潤氏に話を聞いた。
「我々(オンワード)は現在、卸売り脱却・小売りの強化、百貨店以外の商業施設店舗の運営強化、販売チャネルの強化、雑貨の強化に主眼を置いている。チャールズ&キースはズバリそこを網羅しているブランド。シンガポール駐在員が口説き、1年越しで今回のオープンに至った」と語る。

旗艦店の立地はH&Mやフォーエバー21の向かいにあたる原宿YMスクエアの1階(東京渋谷神宮前4-31-10)。「願ってもない場所だ。本国の出店戦略はこれらグローバルファストファッションブランドが出店している地区に開店し、共存共栄を計るというもの。世界各地でそうしている。日本進出にあたってはシンガポールにない冬のMDを強化するため、日本人デザイナーを採用した。本国のやり方をできるだけフォローして、オンワードにも取り入れたい」(加賀谷氏)。

4月下旬には梅田オーパ(OPA)に出店。今後3年でモールを中心に40店舗オープンを目指している。
編集部
  • チャールズ&キースの加賀谷潤社長
  • 原宿YMスクエア1階にオープンするチャールズ&キース
  • チャールズ&キース店内
  • チャールズ&キース店内
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