ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)がミュグレーのクリエーティブディレクターを退任することが発表された。
同ブランドを傘下に持つクラランス・フレグランス・グループ会長でミュグレー社社長のジョエル・パリ(Joel Palix)氏は、「ニコラのコミュニケーション能力、そして現代的なクリエーションは、新たな顧客を獲得し、ブランドの将来に大きな影響を与えた」とコメント。今後の展開についてはもうすぐ発表するとのことだが、時期については言及を控えている。
ニコラは、「ミュグレーでの2年間はとても素晴らしい経験だった。インターネットを駆使するなどしてブランドを新しい時代へと甦らせるのは大きなチャレンジだったが、ハイファッションをトータルで体験してほしいという私達の提案を、皆が楽しんでくれたなら嬉しく思う」と声明している。
ニコラは1977年5月31日生まれ。静岡県沼津市出身。イタリア人の父と日本人の母を持ち、レディー・ガガ(LADY GAGA)、『V MAGAZINE』誌、「ユニクロ(UNIQLO)」のファッションディレクターとして世界的に活躍。ミュグレーのメンズ・ウィメンズのディレクションは11-12AWシーズンから手掛けていた。2012年には自信のレーベル「ニコパンダ(NICOPANDA)」をスタートしている。