4月2日トリコ・コムデギャルソン(tricot・COMME des GARÇONS)が東京・青山のショールームにて13-14AWコレクションをフロアショー形式で発表した。デザイナーは栗原たお。
テーマを「カーキ(KHAKI)」と題し、ミリタリーをトリコ流に解釈。MA-1を解体して肩を落としてバックにゆとりを持たせたジャケット、カーゴパンツのパターンを平面的に組み合わせたスカートなどブランドらしい解体・再構築のテクニックを用いたアイテムが続々と発表された。パンツはクロップド丈で定番のサルエルはカーゴタイプが登場。また、リボンモチーフが散見され、バストダーツを長く裁ち出した布を、結んでリボンにすることで処理したトップスやワンピース、更にブローチとしてカットソーに付けるなどアクセサリーとしての役目も果たす。
最後はウエストラインで切り替えてギャザーを入れてボリュームを出したテントシルエットのトレンチ、中綿を入れたナイロンコート、モッズコートやM65の丈を伸ばしたものなど様々なコートのバリエーションを見せて終了した。
色はカーキやネイビーをメインに、タータンチェックをミックス。テキスタイルはミリタリーウエアでよく見る綿ツイルやウールサージ、ブランケット素材などを使用している。