東武鉄道株式会社、東武タワースカイツリー株式会社、東武タウンソラマチ株式会社の3社は1日、平成24年度末における「東京スカイツリータウン」の来場者数実績を発表した。
開業日(2012年5月22日)から年度末(2013年3月31日)までの「東京スカイツリー」来場者数は約554万人で、これは展望台「展望デッキ」を訪れた人数をカウントした数字。開業時の想定は400万人だったが、約150万人も上回る好結果となった。開業後1ヶ月で約40万人を突破し、72日目にあたる8月1日には100万人を達成。12月31日には約401万人を記録し、283日目にあたる今年2月28日には500万人を達成した。
タワーの展望台や商業施設を含めた「東京スカイツリータウン」全体の来場者数は、約4,476万人。開業時の想定は2,750万人だったので、こちらも予想を遙かに超えた数字となった。59日目にあたる昨年7月19日には、早くも1,000万人を達成。3社は開業後1年間(2012年5月22日~2013年5月21日)の想定来場者数を、4,400万人と推定している。
好実績の背景にあるのは、世界一の高さを誇る自立式電波塔の話題性はもちろん、江戸情緒や下町の風情を活かした商業施設「ソラマチ」の高い集客力。人数制限から展望台に上れない訪問客も多かったが、水族館やプラネタリウムなど、子供も大人も楽しめる観光施設が内外からの観光客を呼び込んだ。また、昨年5月のグランドオープン以来、ほぼ毎月実施している特別ライティングのように、話題づくりやイベント開催を継続している点も、来場者を飽きさせない理由となっている。