イタリアブランド「ディースクエアード(DSQUARED2)」の銀座店がオープン1周年を迎えるのを記念して、デザイナーの2人が来日。フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)による一夜限りの写真展が開催された。
ショップを訪れたデザイナーのディーン・ケイティン(Dean Caten)とダン・ケイティン (Dean & Dan Caten)は、「1年前にこのショップをオープンしてから日本でのビジネスは順調だ。日本人のユニークなスタイルからはいつもインスパイアされるし、今夜来てくれた皆のように多くの人が僕らのブランドを応援してくれているのが嬉しい」とコメント。今後のブランドの展開については、「これから、子供服やアンダーウエア、スイムウエアなどにも注力していきたいし、レストラン経営にも興味がある」と語った。
また、この日店内に展示された作品には、モデルのすみれやサッカー選手(浦和レッズ)の槙野智章、俳優の斉藤工らが13SSコレクションを着こなして登場。レスリーがミラノのショー会場で撮影した作品とともに、非売品のコラボレーション・ブック「Super Dsquared2」に収められている。
双子の兄弟ディーン&ダンは、1965年にカナダ・オンタリオ州生まれ。パーソンズ・スクール・オブ・デザイン(Parsons School of Design)を卒業後、1992年にブランドを設立。ミラノコレクションでウィメンズとメンズのコレクションを発表している。「ディーゼル(DIESEL)」の創始者兼社長であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)、オンリー・ザ・ブレイブ社傘下のスタッフ・インターナショナル社と製造、販売のライセンス契約を結んでおり、日本での展開は株式会社スタッフ・インターナショナル・ジャパンが手掛けている。