レペット(Repetto)が16-17AWシーズンよりバッグコレクションを刷新する。7月25日には都内でお披露目会が行われた。
1947年にローズ・レペット(Rose Repetto)がパリでダンスシューズをデザインしたことから始まったレペットの歴史。以降アイコニックなバレリーナシューズはもちろんのこと、ウエアやダンス用品、バッグなど幅広く手がけるアイテムはたくさんの女性に愛されてきた。
今回バッグコレクションを刷新するにあたって新たに、ヨーロッパを拠点に活動するバッグデザイナーヤス・ミチノを起用。レペットのルーツであるバレエと、彼が持つモダンな感性、上質な素材が組み合わさったバッグが登場する。
ダンサーの美しさを最大限に表現するバレエのポーズ“アラベスク”からインスパイアされたレペットのアイコンバッグ「アラベスク」シリーズは、よりエレガントなデザインにアップデート。前面にはレペットを象徴する華奢なリボンがレザーであしらわれ、内側に備えたポケット、大中小と選べるサイズでデザイン性、機能性がともに兼ね備わった。
カメラバッグを彷彿とさせる「アダージュ」は、クラシックでファッショナブルなパリジェンヌをイメージしたショルダーバッグ。ブラック、ネイビー、ボルドー、ビビッドピンクなど豊富なカラーバリエーションでの展開が特徴。また、フランスの伝統的な西洋更紗“トワルドジュイ”の柄をあしらった特別なデザインも登場する。
「コッペリア」は、60年代フランスのファッションアイコンたちが、バカンスのために使用したビーチバッグからインスパイアされたトートバッグ。細長いハンドルと、シンプルな見た目に映えるステッチング、表面にはコーティングが施され、対照的に内側はベルベットのような質感に仕上げられた。同じく60年代のアイコンたちに愛用されていたバスケットバッグを現在的に解釈した「マネージュ」は、硬いレザーのトートの中に柔らかなラムレザーの巾着がすっぽり入ったバスケット型バッグ。内側と外側の素材を対比させることで、トゥーシューズのソールの硬さと表面のサテン地を表しているそう。
本コレクションは7月27日より順次、全国のレペットブティックで発売が予定されている。