写真家のホンマタカシの特別展示が、7月17日から11月6日まで香川県丸亀市にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の展示室Aにて開催中。
同展示では、香川出身の画家・猪熊弦一郎がデザインした三越の包装紙「華ひらく」をモチーフにした、ホンマタカシによる新作「三越包装紙」を紹介。東京と香川の街中で「華ひらく」を撮影した同作は、もともとはテレビ番組で即興的に生まれたもの。今年の春、瀬戸内国際芸術祭とのコラボレーションイベントのために新たに撮り下ろされた。
お馴染みの三越包装紙が、三越本店のある東京日本橋や猪熊弦一郎の故郷である香川県の街中に突如あらわれ、意外なものがつぎつぎと“贈りもの”になっていくというグラフィティーアートのようなこれらの写真と、実際の包装紙を組み合わせたインスタレーションが、猪熊作品が並ぶ常設展示室の中にまさに“落書き”のように登場する。
【イベント情報】
「特別展示 ホンマタカシ《三越包装紙》」
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 展示室A
住所:香川県丸亀市浜町80-1
会期:7月17日~11月6日
時間:10:00~18:00(8月27日は21:00まで、入館は閉館の30分前まで)
料金:一般300円、大学生200円、高校生以下または18歳未満、丸亀市在住の65歳以上は無料
会期中無休