写真家のホンマタカシによる作品集『A Song for Windows』の刊行記念トークセッションが、7月24日に青山ブックセンター本店にて開催される。
『A Song for Windows』は、児童書『ムーミン』の原作者として世界的に知られるフィンランド人作家のトーベ・ヤンソンが、パートナーでありイラストレーターのトゥーリッキ・ピエティラとともに約四半世紀に渡り夏を過ごしたフィンランドの離島、クルーヴハルを舞台に撮影した写真集。ホンマタカシが1998年に公開されたドキュメンタリー『Haru, yksinaisten saari』にインスピレーションを受け、現地に向かい滞在制作した作品の数々が収録されている。なお、同書は500部限定発行で、日本での流通は100部のみとなっている。
刊行記念トークセッションでは、ホンマタカシが実際に過ごした離島での生活やインスピレーションとなったドキュメンタリー作品について、現地で撮影した映像などを交えながら語る。同書を発行したスウェーデンの出版社・LIBRARYMANの日本国内ディストリビューションを務めるtwelvebooksの代表である濱中敦史もゲストとして参加する予定だ。
【書籍情報】
『A Song for Windows』
作家:ホンマタカシ
出版社:LIBRARYMAN
40ページ/190×270mm
発刊:2016年
価格:7,000円
【イベント情報】
『A Song for Windows』刊行記念 ホンマタカシ×濱中敦史 トークイベント&レクリエーション
会場:青山ブックセンター本店 大教室
住所:東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア地下2階
会期:7月24日
時間:14:00~15:30(開場は13:30)
料金:税込1,080円