廃材を再構成した作品&日本の伝統技法による作品を展示、菊池敏正による展覧会が開催

2016.07.13

アーティストの菊池敏正による「対峙する客体 -形態の調和と造形-」が、7月16日から31日まで東京銀座ポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。

菊池敏正は、古典作品の技法材料を研究し、現代美術との融合をコンセプトに乾漆や木彫の立体作品を制作するアーティスト。数理模型(関数から成り立つ立体)やウニや骨などをモチーフに、自然科学を調和した美しい作品たちを生み出している。同展では、自然史標や廃材を再構成した作品と、日本の伝統的な技法による作品を同一空間に展示する。

同展について、菊池敏正は「現代には再利用可能な資源が多くあり、それらに着目して芸術の領域において活用することは、新しい造形の可能性を強く感じさせ、同時に現代美術におけるホットスポットになり得るものでもあります」とコメントしている。

イベント情報】
「対峙する客体 -形態の調和と造形-」
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
会期:7月16日~31日
時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
入場無料
会期中無休
HEW
  • 「Geometrical Form-014」 2014年  36.5 x 36 x 32cm Woodcarving, pigment (檜、顔料、アルミ)
  • 「Scientific Form-001」 2015年 50x 40 x65cm Laboratory Glassware (ガラス実験器具)
  • 「Scientific Form-002」 2016年 50x15x 31cm Woodcarving, echinus (檜、ウニ)
  • Geometrical Form-032  2015 Woodcarving, pigment 32x 56 x 190cm (檜 顔料)
  • 「Figurative Form-021」 2016年 28x 18x 20cm  Woodcarving, urushi pigment (檜、漆、顔料)
  • 「Geometrical Form-029」 2015年 60x 60x 70cm  Woodcarving, urushi, pigment (檜、漆、顔料)
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