サンローランが2025年夏のキャンペーンでイタリアを代表する現代アーティスト、フランチェスコ・クレメンテとタッグ

2025.04.14
サンローラン(SAINT LAURENT)2025年夏のキャンペーンに向け、著名な芸術家のフランチェスコ・クレメンテ(Francesco Clemente)に、ポートレート制作を依頼。クレメンテは的な筆使いを駆使して、俳優のゾーイ・クラヴィッツとイザベラ・フェラーリ、モデルのペネロペ・テルネスとアジュス・サミュエルら4人の被写体が秘めた力強さと、親密な女性らしさを象徴的に描き出しています。クレメンテの表現豊かなアプローチに魅了されたアンソニー・ヴァカレロは、クレメンテのレイヤーを駆使した色使いが、2025年夏コレクションの精神と完璧に調和すると考えました。

Courtesy of SAINT LAURENT
1970年代以降、クレメンテの芸術は、多様な文化を横断するによって形作られてきました。1980年代ニューヨークに拠点を置いてからは、精神的なものと物質的なもの、女性的なものと男性的なもの、といったアイデンティティの流動性を探求するような作品を多く生み出し、絵画が力強いメディアであることを再認識させる重要な役割を果たしました。また、アンディ・ウォーホルや詩人のアレン・ギンズバーグ、映画監督のアルフォンソ・キュアロン(1993年の映画『大いなる遺産』)など、先見性のある芸術家とのコラボレーションを行うことにより、活動の幅を広げていきます。

Courtesy of SAINT LAURENT
サンローランとクレメンテのコラボレーションは、分野を超えてビジョンを有する芸術家たちとかかわっていくという、アンソニー・ヴァカレロの継続的な取り組みを反映しています。クレメンテが今回のキャンペーンにもたらす独特の視点は、ファッションアートとの対話に新たな深みをもたらし、常に進化する両者の関係性をより強固にしていくことに違いありません。

「私は1990年代にクレメンテの作品と初めて出合いました。当時から、彼の詩的な色使いによって私のコレクションが描かれることを明確にイメージすることができていました」
 ー アンソニー・ヴァカレロ

「形を表現する言語は一つだけであり、それは柔らかさを表す言語と同じなのです」
 ー フランチェスコ・クレメンテ


Courtesy of SAINT LAURENT

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フランチェスコ・クレメンテ
1952 年、イタリア・ナポリ生まれ。1980年代に脚光を浴びたニュー・ペインティング(新表現主義)の代表的作家で、エンツォ・クッキ、サンドロ・キアという3人の頭文字がCであったことから「3C」と呼ばれています。油絵、インスタレーション、水彩を駆使し肖像画や人物像を描く自由な作風で知られ、キリスト教の神や原始の異教的な神話や神々を独自の世界観で表現しています。


アートディレクション:アンソニー・ヴァカレロ
アート:フランチェスコ・クレメンテ
協力:ヴィト・シュナーベル・ギャラリー
タレント:ゾーイ・クラヴィッツ、イザベラ・フェラーリ、ペネロペ・テルネス、アジュス・サミュエル



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編集部
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