「ノゾミイシグロ タンバリン(NOZOMI ISHIGURO tambourine)」のデザイナーが石黒望からゴトウフミカに代わり、新たに「タンバリン(tambourine)」として14-15AWコレクションを発表した。彼女はノゾミイシグロブランドでチーフパタンナーを担っていた人物。
ユニセックスブランドだが、今回のランウエイショーで披露されたのはほぼメンズルック。チェックや千鳥格子などをパッチワークしたシリーズ、トラックスーツ・ウインドブレーカーなどスポーティーなアイテム、大振りなファーが付いたスウェット、インディアン柄やノルディック柄の拡大プリントなどが登場した。元々のストリートテイストは変わらない。
色・素材使い共に女性デザイナーらしく甘くゆるい印象。石黒の不安感あふれる服とはだいぶ変わった。13-14AWのような鬼気迫ったコレクションと比べると少々物足りなさもある。