オーストリア発、世界最高品質を誇る“ストッキングのオートクチュール”とも称されるレッグウエアブランド「ウォルフォード(Wolford)」のの日本唯一の路面店が、が3月15日、東京・銀座の並木通り(東京都中央区銀座7-5-5)にグランドオープンした。
同ブランドは1950年に創業。ラインの美しさと機能性を追求したストッキングは、最先端の技術を取り入れながらも、最終工程は職人の手作業で手掛けられ、1足につき平均約2.5時間かけて仕上げられる。そのクオリティーの高さから「一度身につけたらやめられない」と話題を呼び、現在では世界約70ヶ国で約260店舗を展開している。
オープンに先駆けて14日には、銀座のレストラン&バー「水響亭」にてレセプションイベントが開催された。ウォルフォードのホールセール部門インターナショナル・マネージャーのヴァレリアーノ・ジリィオ(Valeriano Ziglio)氏がこの日のために来日し、「この日を迎えることができてうれしい。“品質の高さ”こそが我々のブランドの最も重要な部分であり、日々努力を重ねているので、皆さんをきっと満足させることができると思う」と語った。
イベントでは14SSコレクションのショーも開催。今季は、伝説的クチュリエのエルザ・スキャパレリの孫で、60から70年代にファッションアイコンとして活躍したマリサ・ベレンスンのエレガントなスタイルからインスピレーションを得て、ナチュラルな女性らしさを表現した。エスニック・コロニアルなムードのフレアを取り入れた70年代風スタイルに、明るいカラーや、ゴールドのオーナメントがアクセント。ショーでは光輝くフロアをランウエイに、白いシャツとスカートのスタイルや、フェミニンなドレス、黒地に大粒のラメが散りばめられたストッキング「MARCHESA TIGHTS」(2万3,000円)などが披露され、「ダフト・パンク(Daft Punk)」の「Get Lucky(feat. Pharrell Williams)」に合わせて華やかに演出された。
また、ストッキングの他にも様々な商品を取りそろえる。ランジェリーは、補正機能を持ち合せたプッシュアップブラやスリップなどもラインアップし、今季は繊細なチュールや花柄レースがふんだんに使用されているのが特徴。また、スカーフやグローブ、レザーベルトなどアクセサリーもそろう。
ショップオープンを記念して、シンプルな装いにインパクトを与える大きめの楕円形ドットがあしらわれた「SERENA TIGHTS」(1万円)や、ドット付きのタイツにリボンを編み込んだフェミニンな「BOOTLACE TIGHTS」(2万円)の2種類のストッキングが銀座店限定で販売。
営業時間は12時から20時で、定休日は毎月第1月曜日(祝日の場合は第2月曜日・12月から1月は年末年始のみ)。店舗運営は福助が担当する。