阿部潤一手掛ける「カラー(kolor)」は、パリで14-15AWウィメンズコレクションのプレゼンテーションを行った。2014年はブランド設立10周年となる節目の年だ。
自由な着こなしで独自の雰囲気を持つ女性像を目指したという。全体的にゆったりとした身幅で、袖も上腕までゆとりが入り、フェミニンな雰囲気。
ファーとニットを編み込んだカーディガン、表面にピリングを起こさせたウール・キュプラ混紡生地、袖がレザーで切り替えられたグレー×ブラウンボーダーのコートなど先に発表されたメンズコレクションと通ずるこだわりの服作りを見せる。エレガントなアイテムにもストリートなテイストをミックスし、ブランドの様々な側面を披露した。
色はグレー・ベージュに深いパープルとグリーンがメイン。そこに鮮やかなオレンジが差し色として光る。