三越伊勢丹は、国内11ブランドが英リバティ社のプリントファブリックを用いてデザインした「デジタル リバティ アート クリエイション(DIGITAL LIBERTY ART CREATION)」シリーズを3月5日より販売する。
世界的に有名な“リバティプリント”は、「小松精練」の無水化染色技術「モナリザ」でプリントされる。「モナリザ」のデジタルプリント技法で表現できる色数は1,670万色で、豊富な色数をコントロールする技術力により繊細なプリントが可能だという。
「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は、白地にカラースプレーを吹き付けたかのような明るい色彩のブルゾン(4万7,250円)とショートパンツ(1万9,950円)を展開。モノトーンのボタニカル柄をセレクトした「ファクトタム(FACTOTUM)」のプルオーバーブルゾン(2万9,400円)はウッドボタンを採用し、ボディに合わせる。「ノンネイティブ(nonnative)」は黒地に白でペイズリー柄がプリントされたブルゾン(4万4,940円)とショートパンツ(2万8,140円)をデザイン。この他「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」「ソフ(SOPHNET.)」「ワコマリア(Wacko Maria)」「スロウガン(Slow Gun)」「サイ(SCYE)」「TS(S)」「サウンドマン(Soundman)」「ベドウィン & ザ ハートブレーカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」が参加。
同企画の担当バイヤーは「これまでのコラボレーションでは、三越伊勢丹が用意した生地を使って各ブランドが商品を製作していたが、今回は初めてデザイナー自身が生地(柄)をセレクトした。これにより、同一のナイロン生地にプリントされたリバティプリントのブランドごとの解釈の違いが感じられる個性豊かなアイテムが生まれた」と話す。