ネスレ日本は、3月24日から全国のスーパーで販売を開始した「キットカット ミニ 焼いておいしいプリン味」(以下、焼いておいしいプリン味)を使用したオリジナルメニューを飲食業3社で販売することを発表した。
「焼いておいしいプリン味」は、「キットカット」史上初となる、“焼くこと”を推進した商品。今年1月、西武池袋本店地下1階にオープンした世界初のキットカット専門店「キットカットショコラトリー」にて販売したところ連日1時間で完売するほどの人気ぶりで、“幻の焼きキットカット”と呼ばれた。同店を全面監修し、これまで約10年に渡りキットカットの開発に携わっている「ル パティシエ タカギ」オーナーシェフ高木康政が、新メニュー開発の中で「キットカット」をオーブンで焼いてみると食感や味が変化し、新しいおいしさが楽しめることを発見。多くの人にこの”焼きキットカット”を提供したいという高木の想いを受け、同社は一般家庭用として製品化に踏み切ったという。
この焼きキットカットを使ったオリジナルメニューを発売するのは全3社。カフェ・カンパニーが展開する「ワイアード カフェ(WIRED CAFE)」では、焼きキットカットをチーズケーキとスクランブルし、イチゴとバナナ、グラノーラ、バニラアイスをトッピングした、新感覚のプリンアラモード「焼きKIT KAT きゃら”メルト”サンデー」(650円)を販売。
ゼンショーが展開する「モリバコーヒー(MORIVA COFFEE)」では、自家製コーヒーゼリーをアングレーズソースとソフトクリームでサンデーに仕立てたものに焼きキットカットを添えた、「焼きキットカットサンデー ―焼いておいしいプリン味―」(340円)を提供。アイスクリームにはクラッシュした焼きキットカットをまぶしている。プラス100円で焼きキットカットを追加できるサービスも行う。
またストロベリーコーンズでは、二つのチェーン店で展開。「ナポリの釜」では、ナポリ生地に「キットカットプリン味」とマンゴー、ミックスナッツ、ハニーメープル、ゴルゴンゾーラソースをトッピングして焼いたドルチェピッツァ「焼きキットカットとマンゴーのドルチェピッツァ」(1,553円)が登場。「ストロベリーコーンズ」では同様の材料を、ふっくらとしたパン生地に乗せて焼いたスイーツピザ「焼きキットカットとマンゴーのデザートピザ」(1,286円)を販売する。
ネスレ担当者は、「キットカットで“焼いておいしい”をコンセプトにしたのは世界初。キットカットショコラトリーでも非常に話題になったので、今回のコラボレーションメニューも反響を呼び、各店舗の集客を促せたら」と話す。ネスレが運営する「カフェ ネスカフェ」でも、ゴールデンウィークに焼きキットカットスイーツを展開するという。