エスパス ルイ・ヴィトン東京は、10回目のエキシビションとして『それでも夜は明ける』でアカデミー賞を受賞した英国人アーティスト、スティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)による個展を4月26日より開催する。
エスパス ルイ・ヴィトン東京の協力のもと制作され、世界初公開となる作品を展示。既存の作品と比較すると抽象的な特徴を持つ作品は、鑑賞者を感覚だけの世界へと誘うという。鑑賞を通し自身の内に秘められていた考えや意向、願望など「自己の真なる部分」を明らかにさせることを企図している。
マックィーンは1969年ロンドン生まれの映像アーティスト・映画監督。大学在籍時に制作活動を始め、英国芸術界を代表するターナー賞、大英帝国勲章のオフィサーやコマンダーなどを手にした。彼の作品はロンドンのテートギャラリーをはじめ、ニューヨーク近代美術館、パリのポンピドゥーセンターなど世界各地の美術館に収蔵されている。2008年に初の長編映画作品『ハンガー(Hunger)』でカンヌ国際映画祭の新人監督賞を獲得し、最新作『それでも夜は明ける(12 Years a Slave)』はアカデミー作品賞を含む3部門を受賞した。
【イベント情報】
スティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)個展
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
会期:4月26日から8月17日
時間:12:00から20:00
入場無料