3月1日、「西口ルミネ」が横浜駅西口にオープンした。同施設は元駅ビル跡地で新しいビルの新築工事に着工するまでの期間限定で営業する。
総面積約900平方メートル、地上1階建て。横浜という街をより盛り上げたいとの思いから、休日にカップルやファミリー層に来店してもらえるよう、リラックス感とカジュアル感を重視した6ショップが並ぶ。
入口のすぐに位置するのは「ザ・ポップ・バイ・ジュン(THE POP by JUN)」。ブランドがショップをジャックする、という形で約3ヶ月ごとに取り扱うブランドを変え展開していく、ジュン(JUN)がプロデュースする初のコンセプトショップだ。コンクリート打ちのシンプルな店内は、ガラス張りの窓から外向が降り注ぐ明るい空間。ショップオープンを飾るのは「メゾンキツネ(MAISON KITSUNE)」で、木目の什器に春らしいヴィヴィッドカラーのアイテムが並ぶ。ストライプ柄トートバッグ(5,000円)、ホワイトカラーのTシャツ(8,000円)とスウェット(17,500円)を、西口ルミネと新宿ルミネの2店舗限定で販売。いずれも赤いネオンカラーのロゴをあしらったデザイン。このあとの展開ブランドは、「サタデーズ サーフ ニューヨーク(SATURDAYS SURF NYC)」、「エックス リブリス バイ オランピア ルタン(ExーLibris by Olympia Le-Tan)」と続く。
ロサンゼルス発のカジュアルライフスタイルセレクトショップ「プラネットブルーワールド(Planet blue world)」は、本国ショップと同様の内装。店内のモニターにも本国ショップの映像が流れ、波をイメージしたラックや流木でLAらしさをアピール。オープン記念商品として、オルテガプリントのチューブワンピース(1万5,000円)のほか、バスタオル・ミニタオル・ソープまたはクリームのセットをオリジナルトートバッグに収めた「ハッピーバッグ(5,000円)」を販売し、フランス発の「デュラレックス(DURALEX)」のグラスは別注カラーを用意。また、2万円以上購入した人に、コンチョ付きクラッチバッグをノベルティとしてプレゼントする。
アメリカンカジュアルを中心としたブランドがそろう「スタイル・カウンセル(STYLE COUNSEL)」は、横浜らしく店内はネイビーやブルーを基調としたアイテム展開。スポーツウェアショップ「ベルバシーン(VELVA SHEEN)」と鎌倉出身のフォトグラファー三浦安間とのコラボレーションTシャツ(4,900円)2種を限定販売する。横浜をイメージしたという、海と水のポートレートをプリントしている。
「ディーゼル(DIESEL)」も横浜のイメージに合わせ、白を基調とした明るいウッドベースの店内にロープやマリンモチーフでアクセントをつけて他ショップと差別化。トートバッグ(7,000円)はブルー、ホワイトの限定カラーを用意し、メンズ・ウィメンズともに限定デニムを販売する。
オリジナル雑貨を展開する「アーバンリサーチ・メイクストア(URBAN RESEARCH Make Store)」は、ライフスタイル提案型ショップとして、ギフトやトラベルに最適なグッズの他、一部ウィメンズウェアも取り扱う。横浜発のブランド「横浜帆布鞄」に別注したバッグもラインアップしている。
北欧デザインのアイテムをそろえるライフスタイルショップ「エブリデイ・バイ・コレックス・イン(everyday by collex inn)は、「マリメッコ(marimekko)」を手掛けるテキスタイルデザイナー・鈴木マサルが「ムーミン」の世界を描くプロジェクト「MOOMIN TRIBUTE WORKS」のアイテムをラインアップ。またシルク製品ブランド「横浜スカーフ」の生地を用いたリボン型のヘアアクセサリー(3,000円)も限定で発売する。
同館中央に位置するのは、約1ヶ月ごとに店舗が入れ替わるシーズンショップ。第1弾として「大日本市 by 中川政七商店」が登場する。奈良特産の蚊帳生地に横浜ゆかりのモチーフを散りばめた「横浜ふきん」をはじめとした全国のご当地ふきん(400円)をメインとし、食器やバッグ、ウェアも販売する。
同施設は、3月下旬にはイベントスペースが、4月2日には新業態の飲食店がオープンする予定。ルミネ全体のシーズンビジュアルの制作にも携わったフォトグラファー・蜷川実花がオープン記念ビジュアルを担当しており、このビジュアルを使用したオリジナルショッパー及びポストカードを3月1日の来店客に配布する。
※価格はすべて税抜き