アートビートパブリッシャーズが編集する新しいビジュアルマガジン、『アートフュージョン01』が3月28日に創刊される。価格は2,000円、日英バイリンガルで、リトルモアが発行する。
創刊号には、気鋭のアーティスト達が参加。ライゾマティクスの真鍋大度が3Dスキャンデータ化した女優・福島リラの動きを、写真家・鈴木親がモードフォトグラフィー作品へ昇華。篠山紀信は、氏が「すべての瞬間が完璧な美しさ」と讃える金森穣のダンスと金森率いるダンスカンパニーNoismの舞台を捉えたコラボレーション作品を発表。若手写真家・小山泰介と、現代アーティスト・名和晃平は、2011年の初コラボレーション作品「SANDWICH Textures」の続編となる作品を発表する。他にも、ヴィヴィアン・サッセン、マイ・チュー・ペレ、オノデラユキ×森永邦彦(「アンリアレイジ」デザイナー)、 横田大輔、イナ・ジャン、タイヨー・オノラト&ニコ・クレブス、ベッティナ・ランスらも名を連ねる。
「我々は、今コンテンポラリーアートの最前線で起こっているエキサイティングなラインアップを用意した。これらの融合が次に何を生むか。それが我々の目的である」とコメントするのは、アートビートパブリッシャーズの後藤繁雄氏と深井佐和子氏。
「写真をメディウム(媒体)としたアートとファッションのフュージョン(融合)への挑戦」を掲げ、世界の最先端で活躍するアーティスト/フォトグラファー/ファッションデザイナー・ブランドをフィーチャー。2010年代後半のイメージクリエーションのトレンドセッターを目指すという。
エディトリアルディレクションを後藤繁雄、エディターを後藤繁雄と深井佐和子、エディトリアルスタッフを佐藤友莉、後藤桜子、趙知海、小池アイ子。アートディレクションをfunctive、グラフィック・テクスチャーを名和晃平、デジタル・タイポグラフィーを真鍋大度が担当する。
伊勢丹新宿店他、世界のアートブックストアやセレクトショップで販売予定。