メルセデス・ベンツ日本は3月12日、東京・六本木のメルセデス・ベンツ コネクションで記者会見を開催し、「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理がメルセデス・ベンツ プレゼンツ デザイナーに選ばれた事を発表した。日本ファッションエディターズクラブ田居克人代表理事から「現在の東京をリードする最も重要なブランドのひとつ」と称され、今後の活躍が期待されることや革新的なデザイン、着心地の良さなどが評価された。
メルセデス・ベンツ プレゼンツ デザイナーは、ユニークなスタイル、高品質な素材、革新的なデザインに取り組むデザイナーを選考し、活動を支援するもの。これまで「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」の中里唯馬、「エ モモナキア(et momonakia)」の城賀直人・玉置博人、「コニー・フルーネヴェーヘン(Conny Groenewegen)」のコニー・フルーネヴェーヘンが選ばれている。今回は新聞、通信、出版、放送のファッション分野の責任者で構成される、日本ファッションエディターズクラブの会員が過去2シーズンのコレクションをもとに選考した。
会見で落合氏は「僕たちのようなインディペンデント系のブランドが受賞できたことに驚いている。次の世代のデザイナーにとっても励みになると思う。来週行う次のコレクションでは、みんなが納得できるようなコレクションを見せたい」と語った。