今季で3シーズン目となる「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」と新進気鋭のイタリア人デザイナー、アンドレア・ポンピリオ(ANDREA POMPILIO)がコラボレーションしたコレクションが、14SSより初のウィメンズラインをローンチ。伊勢丹新宿店本館3階リ・スタイルスポーツにて取り扱いが始まった。
今季のテーマは、「ロサンゼルスのアンダーグラウンド」。ヒップホップやラップをイメージし、デザイナーオリジナルの幾何学プリントや、ブルーやイエローなどのポップなカラーリングを取り入れたアイテムがそろう。スプレーアートやタトゥーをイメージさせるグラフィックは、デザイナーが出会ったロサンゼルスのアンダーグラウンドで活躍するミュージシャン、アーティスト、ブレイクダンサーからインスパイアされたという。
初のウィメンズラインについては、「ユニセックスのように見えるかもしれないが、グラフィックにバラを取り入れるなど、女性らしさを出すために形やパーツにこだわった」とアンドレアは説明する。
1973年、イタリア・ペザロに生まれたアンドレアは、父が建築家、母が画家、祖父がブティック経営という環境で育つ。ペザロとミラノでファッションを学んだ後、「アレッサンドロ・デラクア(Alessandro dell'Acqua)」「プラダ(PRADA)」「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」などのデザインに携わり、11AWシーズンに自身のコレクションを発表。同年6月には世界最大のメンズファッション見本市「ピッティ・ウオモ」において、新人デザイナーの最優秀賞を受賞。13年には、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が支援する新進デザイナーに選出され、注目が高まっている。